2019-01-01から1年間の記事一覧
大学の研究などでも、やはりスポーツはメンタルに良い影響を与えるということになっているらしい。そのなかでもとくにボルダーなどはソーシャルでかつ「(チャラララッチャッチャッチャ〜♪)ステージクリア!」みたいな要素が強いから、帰属意識や自己効力感…
あれだ、何だ、週末になるといいかげんいやになってきて、金曜なんてもう疲労困憊で、それが土曜に岩を触るとぐっと気分がよくなって、と思うと日曜の夕方からまた憂鬱になって、そんな暮らしがありますね。月曜からずうっと馬車馬な人もいるだろうし、そう…
だいたい500mlよりちょい多いくらい。ときどき500より少ない。ずっと店の気まぐれかと思っていたのだが、英米で違うのだとか。1パイント入るグラス(パイント・グラス)の大きさがそもそも違う。英国だと568(20オンス)、米国だと477(16オンス)。大きいほ…
驚き。登りのタイプによってガバダコの位置が変わる。第二〜第三関節の間にできる人と第一〜第二関節の間にできる人といる。ガバですらこうも持ちかたがちがうのかッ・・・!
やらなきゃできない。何がって? 宿題。 このところジムにこもって自分課題ばかりトライしている。ふと思いたって数か月ぶりにテープ課題を触ってみたらまあ悪い。復習するのにけっこうな時間を費やしてしまった。 出稽古に行ったときなどに感じるのだが、初…
フリーソロについて。ボルダラーからすると「ハイボールを延長していったらフリーソロに近づくかなあ」というくらいのイメージしかなかった。 でも、そうだよな、ノーロープで激しい登山を行ったらそれはフリーソロだよな。厳しい沢登りをノーロープで行った…
毎回グレード更新を目指してジムに通う。はじめて以来のことだ。週末だけのことなんですけどね。岩場ですごすぎようにジムで時間をつかっている。 まあ要するに宿題になりそうな課題めがけてトライしている。本数を登っていろいろな課題に触れたほうが理にか…
ムーブが起こせない。ごまかしがきかない。あるいは精妙な身のこなしかとも思うもののさっぱり糸口が見つからない。 微調整してトライをくりかえしても一向にそれらしくなってこない。メイチで末端に力を込めても何もも起きない。 まわりにトライしている人…
思うところあって、以下のような高強度ボルダリングの課題を設定している。 1 最大4ムーブまで。 2 スタート足はジブに限定。 3 真っ向。フックなどを一切使えないようにする。 4 ハンドホールドは、とったら足が切れてしまうがキャンパでは決してキャッチで…
タッチーズの強度を上げる2つの方法。 1 距離を伸ばす 2 速度を上げる 他分野の蓄積を参考にするなら、後者のほうが効果は高いらしい。 タッチーズ初心者の目安は10回の3セットらしい。なんだか普通の筋トレみたいだな。 そういえば、片手懸垂のためのtipsで…
異なる結果を期待しておなじことを何度も試行していたら「頭がうだっている」といわれても仕方がないのかもしれない。 さておき、登りのための修業は、昔に比べて相当に洗練され、深化しているのはたしかでありながら、打ち捨てられ乗り越えられたトレーニン…
アゴタ・クリストフの『悪童日記』に「形容詞と副詞を使わない」ことについて書かれているらしい。また、文章に限らず、表現というものは不自由にしたほうがおもしろいものができる、とも聞く。たしかにそうかもしれない。 とはいえ、それってかなりの縛りだ…
カリフォルニアはヨセミテの看板課題「ミッドナイトライトニング」(V8)を登ったボルダラーの話がおもしろかったのでメモ。 コロラド州在住のその男は、この課題を登るために、インドアボルダーを一切せず(もともとインドアはほとんどやらない)、朝は8時…
室伏重信氏の『その瞬間にかける』という本がおもしろかったのでメモ。 筋力と反応速度と持久力からなる体力、技術、そしてメンタル。体力を維持する努力をしつつ、技術とメンタルを向上させることで、競技者としてのピークを何度も実現できる。登りなんてな…
持続可能な質の高い修行のためのtipsを見かけたのでメモ。 ・習慣をラディカルに変えない いきなり炭水化物摂らないとか、いきなり酒を一滴も飲まないとかではなく、ちいさなことから、継続できるレベルからはじめて、進歩を記録していくのがよい、とのこと…
クライミングに限らず、身体を動かすときにソリッドな体幹があると大いに助けになるというのは事実だろう。あって損はない筋肉、それが体幹である、なんて。 たしかに、最高のトレーニングは登ることだ。ではどう登るか。赴くままに登ろうか。しかしそれだと…
登るとき、指から前腕から足先から脳みそまで全部を使う。と、いうか、あらゆるスポーツは真剣にやっていけば早晩全身を使うようになるよな、そりゃ。 クライミングなら、爆発的な動きにはパワーが、デリケートなムーブにはバランスが、登攀距離が長くなれば…
ウェブ上に転がっていた、行き詰まった時のtips。 1 とにかくくりかえす 2 柔軟な視野をもつ 3 過去の成功を思い出す 4 とにかく振り絞る だって。何だそりゃ、もう。 1は、ワントライごとのフィードバックを大切にしながらくりかえしましょう、という趣旨。…
おなじレベルの人間と遊ぶのはたのしい。すこし上のレベルの人間と遊んでもらうのはうれしい。初心者と遊ぶのも、きっとおもしろいだろう。あまりやったことがないからようわからんが。 ひとりで登る場合、いまいちモチベーションが上がりづらいことはある。…
タトゥーの女。左肩のうしろからフロアタムの音がする女。 *** 肩こりはなんで起きるのか、ある人ない人いるのは何故か。なで肩の方がなりやすいというけど本当か。音を鳴らさない方がいいというけどこれまた本当か。 だいたいあの音はどこから出て―いや…
体重を減らせといわれても、なかなかむずかしくなっている。むしろ10年前にあの体重でよく成立していたと思ってしまう。まあ実際は精神が弛んでいるだけなのだが、わかっていてもシャンとしないのは、これはほんとうにアカンやつ。 一昨年の夏に2キロほど筋…
これまたどこかで読んだのだけど、上達がとまる原因のひとつに「おなじ課題を打つ人間がすくなくなる」というのがあるらしい。その課題を打っている人間か、アップで登るような人間が大勢いれば、話は変わってくるよな。本来はそんなもの関係ないはずなのだ…
指力とか保持力とかいうけれど、結局なんなんだって話だな。指力と聞くと技術的な要素よりは純粋な指の強さ―すなわち関節と腱、腱鞘の強度が高い―をイメージしやすい気もするが、だとすると「指力はないけど保持力はある」というパターンはかなりすくなくな…
Tychoの新作はグッドだ。そしてJ.Dillaがいい。 さいきん、登るときに適当にトラックをかけているが―ある種の人気のないジムではこれが可能である―、もはやいいビートとグルーヴがあればそれで十分ではないかと思いはじめている。 トレーニング中は歌詞の部…
しかし体重がもどらない。暇つぶしに食べたり飲んだりしているのが原因だ。毎日登ればその暇もなくなるから、いっそのことそうしようか。あっという間に怪我しそうだ、などともっともなことをいわないで、毎日登ってしまおう。登るほかにすることがないとい…
ロックする動きについては、だいたい90°の状態をロックオフなりハーフロックと呼んでいる気がする。フランスではこの手の動きはブロ(bloc)というようです。要は「固め」ですかね。 筋肉の力発揮には角度依存性があるから、フルロックと、ロックオフ、135°…
知らぬ間に片手懸垂ができるようになっていた。じぶんの場合、どうやら時期によってできたりできなくなったりしているらしい。デフォルトではぜんぜんできない。 思い返すと登りはじめて2年くらいたったころに成功したことがあったが、それはジムではなく鹿…
もとい淡白もとい蛋白。腕白ってワイルドなのになんでうで白いのか。そして「もとい」の由来も気になるが、たんぱく質について。 1.2-2.0g /kg、この程度が穏当なようであるものの、たんぱく質にもいろいろあって「要するに」してかたづけることができないも…
宿題が重荷に感じられてきたらどうするか、というTipsがあったのでメモ。 何週間も、ときに何か月も同じ課題で落ちつづけると、いうまでもなくメンタルがダメージをくらう。自信がなくなって、下手すりゃ登るモチベーションそのものが低下してしまう。 こう…
修業には休養がつきものだ。ワークアウトにレストは不可欠だ。休むのは仕事のうちである。ともかく、トレーニングにレストがどれだけ大事か身に染みてきたのはようやくここ1年ほどである。 アメリカ東海岸のフィジカルトレーニング・コーチたちがサイクル中…