2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

クシュ・ディリ

=鳥言語。トルコの山岳地域に実在している。 *** 意識改革っていろんなところで聞かれる言葉で、よく言われることなので耳にタコかフィルターができており、とりたてて感知できないのが通例ではあるものの、どうやらここにはいくつかの指摘しておいてい…

行旅死亡人

何だかわからんがこの中華料理屋に来ると喧騒がすさまじい。中華料理屋といえばガシャン、ピシャ! であるから、そのなかで、といったらもう想像を絶するノイズである。 「早稲田の演劇のいちばんいい時代」とかなんとか叫んでいる人たちがいて、4名と7名の…

組織人の日

組織化→理不尽化、非人間化、機械化 組織化→効率化かつ非効率化 組織化→硬直化 組織化→巨大化 組織化→形骸化 組織化→空洞化 組織人の条件―耳が遠く、目が悪く、感受性に乏しい。 *** この国の記念日を調べてみたところ、何の日でもない日が存在しないこと…

マーロウ

断言しよう。彼らはそんなものにひよこ豆ほどの関心もはらってはくれない。 *** 長い時間をのりきるために、細分化して考える。よくあることだ。 ミュージシャンがタイムを安定させるためにパルスを細分化する。これまた普通のことだ。 7時間を午前と午後…

ゲーテ

恐れることはない。それというのも恐れるものがないからだ。 あるはずのないプレッシャーなど感じないことだ。だってないんだから。 いるはずのないものを想像しないことだ。だっていないんだから。 *** 想像力は他のあらゆる力と同様、使いどころが肝心…

だだちゃ

カレンダーを見ていたら、早いもので讃岐に来てから1年ちかく経過していた。 時間の感じかたが子供のころと比べてずいぶん変わってきている。昔はいつまでも日が暮れなかったし、一日はもっと長かった。楽しい時間は永遠につづくように思えた。 それがいつか…

Opportunity Knocks!

オポテュニティコスト―チャンスにチャレンジしないコスト。チャンスの女神を毎に逡巡する時間。 *** 本の読み方にもいろいろあって、多読、速読、精読、遅読、通読、反読、味読、耽読、乱読、積ん読、放っ読、買っ読、置い読、どれがいちばん得かと言われ…

日々是

閉じる日、消える日、去りゆく日、そしてまた、次の日。 *** 今週のテーマはヘルシー、でいこうと思う。勝手にいま決めた。最近は食生活が乱れっぱなしで「放っておけば一周して元に戻るだろう」などと甘い考えを抱いていたらいつまでたっても回復の兆し…

サビーヌ

条理が曲げられたのを見て騒ぐのは暇人だけだ。 *** しかしミスが続くと自分を信用できなくなりますね。脳みそが軽くなっていること以外に考えられることとして、年を取ると精神力って衰えるよね、とそういう話をしよう。 以前では考えられないミスをしだ…

Where did I go wrong?

ところでトルコの諺に「明日できることを今日するな」というのがあるのだが、これは「今日できることは今日のうちにしておきなさい」ということでもある。10年かかってようやく気づかされた。 こんな風に示唆を得られることもあるから、ときには長年放置して…

映画の話3.5

007にイマイチ乗れなかったという話。 *** 初めて見たダニエル・クレイグのボンド、言いにくいけど何だかイメージでない。近年のボンドはB級スパイよりはシリアスなA級ヒーローを目指しているみたいだ。ハリウッド・ヒーロー化とでもいったらいいか。そう…