パワーエンデュランスが上がれば、ハードなムーブを長時間繰り出せるようになるから、ボルダラーならセッションの質が上がるし、ルートクライマーなら厳しい状況で核心を越えられるようになる。こう書くと改めて大事なんだなと思う。
で、4×4のバリエーションと見てよさそうなトレーニングを発見したので載せます。
1 2がギリギリ出来るくらいのボルダー課題を4つ選ぶ。
2 1課題につき、1分間のレストを挟みつつ4回登る。課題間のレストは3分。
課題の長さは6-10ムーブで。ボルダラーなら少なめ、ルートクライマーなら多めに。
全力トライができていれば、落ちても構わない、とのこと。その点ではシンプルで取り入れやすいかもしれない。
いつものパワーエンデュランストレーニングと置き換えて、刺激を変えることもできそう。ムーブ数を調整することで、パワーから持久力までカバーできるという趣旨かと思われる。
トレーニングの仕方について考える時、ムーブ強度とトライ間レストを脇に置くと、持続時間が残って、それを計るのにムーブ数と登攀時間という2つの尺度があると、そういうことかなあ。
