ぶら下がり日誌~ボルダラーへの道~

釣りときどき岩、そして

目線問題

 目は登っているときの心的状態を表す。眉間を開いて、観の目を意識して、みたいな感じで行くと、そういうことか。アルカイックスマイルとか浮かべちゃう感じだな。これまた容易でないな。

 

 一度にいろんなことをしようとすると目線があちこち彷徨うが、これは不安を嵩じさせる一因になる。一度にひとつのことをする、ギラつかないようにする、いや、この文型だと逆に気にしてしまうから、眉間を開く、とかの方がいいか。

 

 登っている最中、とくにファーストトライの時に、メンタルがくらいはじめると、なぜかいろんなところを見ちゃうというのはよくある。「もっとましなフットホールドないか」とか「このまま飛びついて右手が耐えきれなかったら右壁に激突だな」とか、その程度ならまだいいが、もっと追い込まれてテンパってくると、ただわき目を振る感じになる。でも、ただあちこち見るだけではムーブ解決には役に立たない。

 

 ちなみにレスト時には、どこか岩の一点を見つめるとか、そういうのはアリっぽい。上も下も見ないで、目の前の岩の結晶か何かをジッと見るとかそういうの。前腕と心拍数の回復に集中するわけですね。

 

 ボルダラーにとっても、不要な心配を増大させないように、視線を安定させるのは案外大事かもしれん。自分の視線がどんなふうに動いているのか意識するだけでも無駄ではない気がするな。