ぶら下がり日誌~ボルダラーへの道~

釣りときどき岩、そして

射程

 リーチの話。翼長―wingspan, armspan、指極とも言うらしい―、平均を取ったデータがうまく見つからなかったが、一般に身長と同じくらいの値になるのだそうな。ちなみに私もそのくらいである。まあ例外はずいぶんありそうだけど。

 

 届けば有利なのは確かであるものの、ヨソはヨソ、ウチはウチだからなあ。ちなみに海外の統計によると、背の高いクライマーは小柄なクライマーに比べてフィジカル弱め指弱めでも同一グレードを登れているという傾向が出たらしい。まあ、そうだよな。フィジカルについては、小さいクライマーは同じ登攀距離を出すのにより多くのムーブをこなさなくちゃならないし、深いロックオフか、あるいは伸びきった状態から動いたりする必要もあるから、嫌でもフィジカルが仕上がってしまうのだろう、たぶん。

 

 指力については、トロル族が弱くても登れているというよりは、小柄なクライマーの方が相対筋力が高くまた手指も小さい傾向にあるから、単純に小さいクライマーの方が悪いホールドへの対応力が高めな傾向がある+巨人たちは悪いホールドを飛ばしてしまえる局面がある、この2つが主なところではあるまいか。あれ、パラフレーズしただけだな。

 

 また、同じ統計によると背の高いクライマーに弱点があるとすればそれは体幹である、とのこと。それは、そうだろうな。まあ、欧州の統計だからアチラさんからしたらわれわれはだいたいホビットなんだけど。

 

 あ、それで手足短い族の利点ですが、瞬間芸は得意なんじゃないかと思われます。届く範囲の悪めのホールドへの飛ばしと寄せですね。スタティックに登らせてもらいづらい強傾斜の課題なども適性がありそうだ。

 

 手が短いと手が早い、みたいな。人聞きわるめだな。