Carpe Diem

 1万時間の法則、10年の法則から考えて、今のクライミング時間だと、1万時間に到達するには15年近くかかってしまう。これはつまり、取り組み方が不十分ということか。

 

 と、いうようなことを、4年近く前に書いていた。今思っているのは、取り組み方は人それぞれであるというのと、2つの法則の関係が「または」なのか「かつ」なのか、である。

 

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 ほうぼうで聞くところによれば、計画を立てるときに遠い先のことまですぐに考えない、というのが、実現にあたって大事であるようだ。人生において同じように考えることが適切なのか、どうか。まあ例によってケースバイケースなのだろう。

 

 どこまでいっても「いま」しかないのはたしかで、それ以外は脳内のモヤに過ぎなくて、とくに過去などは簡単に変形してしまってこれは忘れるより余程タチが悪い。「いま」がたのしいかをまず考え、近未来すなわち近々の目標に向かって邁進していれば、一日一日を前傾姿勢で終えることができるのかもしれない。

 

 

 

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