ぶら下がり日誌~ボルダラーへの道~

釣りときどき岩、そして

アッラー

 新規ポイント開拓と思って未明から半島に出かけたところ、途中から猛烈な雨に降られて、ロードも自分もずぶ濡れになってしまった。曇りのち晴れ予報じゃなかったっけ?

 雨宿りできる場所もないので、そのままいつもの漁港に向かったら、常連さんたちが普通に釣っていた。本降りだぜ?

 

 人がいることに勇気づけられて、港内をズル引きしていると、運良くタコが釣れてくれた。一昨日の夕方に揚がっているのを見ていたので「ひょっとしたら」と思っていたが、この場所で釣れたのは初めてである。漁港だとズリ上げでなく抜き上げるしかないので、ちょっとギリギリだった。

 現状、1.5号PEに5号のフロロリーダーで釣っているが、ぼちぼちリーダーを6号にしないといけないかもしれない。比重と釣り方を考えると、ひょっとしたらナイロンリーダーの方がいいようにも思えてきた。

 

 ちなみに、漁港に向かう前、1号PEの3.5号フロロリーダーという組み合わせで岩場のボトムを転がしていたら、ふとしたはずみにリーダーの結び目から切れた。ノット自体が甘かったのだろう。糸が太くなるとどうもパロマ―ノットがうまく締め込めない。

 結び目にウキゴムをかぶせておいたのだが、スナップの形状が合わなくて、うまく入りきらなかったのを、そのままにしていたせいもある。神は細部に宿る、ということか。

 

 とにかく冷えるので、風邪を引いては大変と、安全運転でようよう家に帰ったら晴れてきた。よくあることだ。

 

 

 以下、現状報告。

 

・ゴロタ場の海藻はなくなりつつあるが、タコはまだ浅場には入っていないもよう。屋島湾の表層の水温は21℃弱。水深のある漁港内は、まだアマモの類が残っているものの「海藻釣りになってどうにもならん」という程ではないから、シーズンインと思ってよさそうである。

 

サヨリは相変わらず釣れていた。サイズは小さくなっている。おそらく盛期は過ぎたものと見られる。ギリギリ6月いっぱいくらいだろうか。

 

・早朝にサバとおぼしき小群も回遊していた。7月に入ったら、朝マズメはサバを狙ってもいいかもしれない。

 

***

 

 チューブ式の撒き餌をクリールに入れて、タコ竿と替スプールを持って、サヨリ仕掛けとサビキ仕掛け、そしてエギを持って行く形だろうか。棒のような竿だから、サヨリは弾いてしまいそうだが、タコに合わせるので仕方がない。

 せめて1.2号PEくらいでタコ釣りが成立してくれれば、他の釣りもギリギリ展開できるのだけど。まず1号PEのリーダーを4号か5号にして、釣りが成立するかは確かめておきたいところ。ひょっとしたらPEは持つんじゃないかという気もしている。

 

 明日は付近の漁港を回ってみる予定。半島ではあと4カ所、近所で2カ所といったところか。気温が上がってきたら、近場で涼みがてら夕マズメを狙うというのも一案である。