里からスマホで投稿しようとしているものの、すこぶるやりにくい。息子が乳児にレベルアップして、ブイブイいわしている。
***
生きるために大切な力、それは処理能力や論理的な思考力、ではなくて、自制心や粘り強さ、自律心、他者への配慮、そうしたものではあるまいか。
プラトンが徳は教えられないものであるとどこかで言っていたような気がするが、ほんとうに重要なことというのは、伝えることができにくい。そうでなかったら、とうの昔に戦争も犯罪もなくなって、人類は進化しまくって銀河の端にまで到達しているはずだ。
***
子の出生にともなう申請のいろいろ。
・児童手当・・・月15,000円とかそういうの。年に数回支給。出生日から15日以内に提出するとよい。住民票の住所のある役所で。
・出産一時金・・・420,000円とちょっと。会社に書類を出す。
・医療助成・・・子の保険証が来てから。市役所へGO。
・出生届・・・これも役所に提出。里帰り先からでもOK。
・保険証の手配・・・1ヶ月検診の時に手もとにあった方がいいので、里帰りのときは送付先に留意する。
育児休業給付金関連の手配がまだだが、とりあえずこのくらい。必要書類は、役所のHPであらかじめチェックしておくと、気が楽になっていい。先に記入しておけばやはりスムースにことがはこぶ。郵送や電子申請もある。
子が来るといつもの生活リズムを保つのがむずかしくなるし、家人の体調変化もあるので、できることは早めにすませて、子の世話が始まってからすることについても、シンプルな状態にしておいたほうがよいと思う。
ひとまず、バスタオルはシーツになったり掛け布団になったりおくるみになったり、なにかと重宝する。さいきん覚えたのは横抱き時のCカーブというやつ。Cカーブってピラティスだけかと思ったら、そういうわけでもないらしい。
以下、プレ育休男子への手紙。
・肌着類はあらかじめ結んだり解いたり、畳んだり広げたりしておいた方がいい。着替えの時に子はどうしても動くので、慣れないと紐がどれとどれだかわからなくなって、うまく着せられなくなってしまう。
だいたいにおいて子は裸ん坊にされるのを嫌がるようなので、着替えは早く済ませるに如くはない。
・沐浴グッズを買ってきたらそれでおわりにしないで、実際に湯を張ったり、バスタオルや着替えをおいてみたり、子をひっくり返すときにどこを持つかなど、シミュレーションしておいたほうがいい。
・紙おむつについても、ギャザーを外に出す以前に「ギャザーってどれだ」とか、そもそもどうやって留めるのかとか、買ったらとりあえず開けて見ておいた方がいい。子にも家人にも、余計な負担をかけないにこしたことはない。
男子の場合、子の世話を自分ごととしてイメージするのに、母親と比べてどうしても温度差というか、ラグが生じやすいと思う。産む前の段階で、世話回りをひと通り一緒にシミュレートしておけば、ずいぶんちがうと思う。器用な人にとってはなんでもないのかもしれないが、それでパートナーの気が楽になる場合もあるのじゃなかろうか。
以上、報告おわり!