ぶら下がり日誌~ボルダラーへの道~

釣りときどき岩、そして

溺れ谷

 緊張したら足に落とす。足裏を意識する。息を吐くたびにリラックスするチャンスがあると考える。

 

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 何だかんだ言っても結局、自転車釣行では振り出し竿を使いたくなってしまう。矛盾したことを言うようだが、楽に釣れれば何でもいい。釣れることが第一で、次が元を取れること、その次が快適に釣れること、釣趣はあくまでその次である。

 

 張りの強い竿より柔らかい竿の方が釣れやすいと感じているが、あまりベナンベナンだとそれはそれで困るというジレンマ。これも矛盾するようだが、張っているようで粘る、そういう竿がいいのだろう。もちろん軽ければ言うことはない。ウオ釣り3年目にして、ようやくそういうことが朧げながら感じ取れるようになってきた。

 

 いろいろな竿を振って、リールを使って、魚を狙って、仕掛けに触れて、ポイントに出かけて、という風にすれば、いい具合に成長するのだろう。クライミングと同じである。様々なスタイルに触れることで、クライマーとしての総合力が培われていく。

 

 にもかかわらず、筆者はどうしようもなくボルダラーで、おまけにフェイス一辺倒である。とにかく手軽で一人で完結できるのがいい。友だちと登るときでも一人一政府なのがいい。別にアナーキストってわけじゃないんだが、昔からどうしてもそんな風になってしまう。どうしてなのか自分でもわからない。

 

 なんちゃってボルダラーではなく、せめて少しはクラックを習得して、三段くらい登って、ハイボールもピシッと登って、一端のボルダラーに昇格したいものである・・・本当に?