共通していそうである。見られると言えないこともない。
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その昔、知り合いがインド土産にタブラをくれたことがある。チューニングもおぼつかない、観光地の土産物のように安っぽいシロモノだったが、今までにもらったプレゼントの中で五指に入るうれしさだった。
他に何かあっただろうかと考えてみたら、絵本とか詩集とか、メトリウスのホールドとか、スターバックスのボトルとか、そのくらいしか思い出せない。
家人に聞いてみたところ「カバンあげたじゃない、フランスで捨てたんでしょ」とのこと。言われてみれば、使い倒して表面がポロポロに剥がれてきたので、ジトに奉納してきたのだった。忘れていた。
カバンといえば現在釣りに使っているのはFishpondのスリングバッグで、性能は文句ない。より軽量でタウン向きの製品があれば、街から浜から岩まですべてのアクティビティに使えて最高だというだけである。
雪山でも沖磯でもリストランテでもない、低山に渚にバルやカフェ。少しだけ日常の圏外から出る程度の遊び。万年筆を使おうとしていつもボールペンに戻ってしまう人間のための物入れ。どこかにないものか。