ウサギ追い・・・山の斜面の上から大勢の人で一斉に追い立てて捕まえる、後足の長いウサギが下り坂で極端に動きが鈍るという弱点を利用した猟法。
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それにしても猪をどうするか。まずは猪の生態を調べよう。猪に負けない身体づくりが必要だ。
・・・などとひと月以上前に書いていた。気がついたら冬が近づいて、体重も63㎏まで戻ってしまった。あらら。
以下、図書館の本で調べたニホンイノシシの生態メモ。
・平地から低山の森林に生息する。
・植物食に偏った雑食で、食性は季節で変わる。
・視力は0.1未満。基本は白黒、青を色として認識する。聴力、嗅覚は優れている。
・最大で200kgに達する個体もいる。近年は狩猟圧が高いので、そこまで大きくならないうちに駆除されることが多い。
・時速50㎞で走り、大ジャンプもできる。
・木の枝や草で作った寝屋で5〜6頭の子どもを産む。
・武器は犬歯で、ウリボウの方が成獣より薄く鋭い。
本によって夜行性と書いてあったり、もとは昼行性と書いてあったりする。いずれにせよ、山の中ではあまり関係ないようだ。
春はタケノコ、夏はカラムシやスギナ、秋冬はドングリやヤマイモの類を食べているもよう。冬はタンパク質補給のためにカエルなどを獲るという。カニもわりと好物のようだ。
基本的には春出産で、それに絡まなかった個体が秋に出産するということらしい。この辺はある種の魚と同じである。
本当に50㎞出るかどうかはさておき、ひと月ほど前の朝、釣り場に行く途中で目の前の路上を横切っていったイノシシのスピードは相当だった。あんなのがドーンと来たら終了である。バットを持ったくらいで倒せる感じではない。
とくに砂浜や林の斜面ではこちらがさらに不利。止め刺し用に電気槍というのもあるようだが、釣りに行くのにそんなもん持ちたくないよ。
とはいえ、仮に現地で遭遇して、向こうが穏やかでなかったときに、今のままではどうしようもない。せめて指を咬まれないよう革手袋くらいは装備しておくか。