補助呪文シリーズのつづき。
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ノンアルコールビールを探索しているうちに「いま飲むとしたら何だろう」と考えだしてしまい、本やウェブを眺めてみたところ、飲んだ銘柄で旨かったものでも、けっこう忘れていることに気がついた。酒もバランスである。味と値段と入手しやすさと安定した品質と、その場におけるその時の気分とのバランスである。
上記を踏まえて現時点で挙げてみたい酒たちは以下。
・前にも書いた通り、ビールは普通のエビスがあればいい。とにかく供給が安定している銘柄を選ぶに如くはない。
他につらつら挙げるなら、マーフィーズ、イネディット、シメイは青だったか、しばらく飲んでいないのでちょっと自信がない。マーフィーズは輸入終了しているし、イネディットやシメイは価格に難ありでタイプ的にもごくごく飲みたい人向きではない。筆者はうまい酒をできるだけたくさん飲みたいです。強欲である(何が悪い?)。
・日本酒は而今があれば言うことはない。もう一度飲んでみたいのは龍力。ただ、どちらも普段使いできる価格ではない。
・ウィスキーは種類が多すぎるのでパス。強いて言えばハイランドパークの15年。15年前は普通の値段で買えたのに、いつの間にか店頭から消えてしまった。ちなみに筆者はほぼ完全なスコッチ党である。
・ワインはもっと多すぎるのでこれもパス。4年前にジャカルタで団体の会長に飲ませてもらったのがすこぶる旨かったが、銘柄がわからない。たぶん目玉がつぶれるような値段。
会長曰く「ヴィンテージワインは少し度数の高いものを選ぶとハズレがない」とのこと。理屈は不明。ただし出てきたワインは本当に目が覚めるくらいうまかった。
スパークリングワインの類も高いのでやはりパス。これも普段飲む酒ではない。
そういえば3年前ニュージーランドに行ったときはドゥーツが割安で買えてホクホクだったが、今はどうなのか知らん。たしか本国と姉妹契約を結んでいるとか、そんな話だったと思う。何せニュージーランドのワインはお値打ちでよかったです。
筆者は焼酎はあまり得意ではないので、誰かがハナタレをくれたらうれしいというくらい。ブランデーとコニャックは相応の身分になるか、あるいは単純に年食ってカネと時間が余ったら飲んでみる予定。ということで無縁かも。
以上、定期連絡。