ぶら下がり日誌~ボルダラーへの道~

釣りときどき岩、そして

エデンの月

 少年時代は遊んでしまうのが人生というものだろう。

 

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 「そういえば河童って遠野だけでなくやけに各地にいるな」と思っていたら、水の事故を防ぐためだったのか。「河童が出るぞ近づくな」と看板などを立てることで子どもを近づけさせまいと、そんな目論見だったのか。

 

 かえって向う見ずな子ども―いちばん危なっかしい―を呼び寄せてしまいそうだけれど、どうなんだろう?