ぶら下がり日誌〜ボルダラーへの道〜

子育て、仕事、パン、文具。ときどきファミコン。

オヤマカチャンリン

 人が苦しむ理由には欠落も過剰もある。それそのものとして生き生きと活動しながら他者の自由な通行を許し、彼らに前向きなエナジーを付与する、そのような人間は多くはいないから、見つけたら鑑賞し、いったん通り抜けて、気が向いたら中に入ってみるのもいいかもしれない。

 

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 「ばか騒ぎ」は米国海軍規律によれば軽犯罪だそうである。まじめさが許しがたいほど欠けている、というのがその理由だそうだ。

 

 重厚な精神的成熟というのは実際にあるが、それはしばしば茶目と表裏をなしているように私には思われる。この種の人と話すと思考が整理され、地に足がつくので助かるが、惜しむらくは生息数が極端に少ない。出会う頃には引退間近になっているのが殆どである。

 

 英才が馬鹿に見えるまで錬磨されると偉人として珍重される。俊才が茫洋としてくると名将として人々に敬慕される。

 

 錬磨と鈍磨。意外に見かけは似通っている。