取り上げるにふさわしい話題、答え甲斐のある問題、解くに値する謎、そういうものが、あるのである。
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講義や発表の後に質問が出ないときのtips。
・問い方を変える。「質問はありますか?」ではなく「今さら聞けないんだけど・・・ということはありますか?」「このあとグーグル先生かウィキペディア教授に聞こうと思っていることはありますか?」等にする。
とにかく質問内容のハードルを下げることと場を和ませることに努める。これでダメなら自分で質問してしまうとか、あらかじめサクラを頼んでおいて指名する位しか思いつかない。
できればこういう小細工はしないに如くはないのだが、質問は発表者への礼儀だからなあ。質問は多くても少なくてもいいが、ゼロはやはり困る。「聞いていませんでした」と誤解されかねない。問いを立てるのは哲学者の専売特許ではないのである。
なお、インタビューをするとき、専門のことについて質問するより、一般的な実際的な問題について意見をたたくほうが、相手から話を引き出しやすいことがある。先方の口が重いときに思い出すと役に立つかもわからない。
以上、定期連絡。