風でつくる家

 おしゃれな家といわれても 家の外に住むわけでなし

―ケロ田ケロコフ―

 

***

 

お題「我が家のここが好き」

 

 我が家のいいところ―風通しがいい。

 

 周知のとおり、さぬきが属する瀬戸内気候は、地中海性気候にちかい。地中海性気候といえば「夏は乾燥、冬はほどよく雨が降る」と中学校のときに地理の先生に習ったが、すごしやすい夏というのは、いまや全国を探してもなかなかみつからないわけで。もはや標高を上げるしか手がなくなりつつあるのが現状ではないかとおもう。

 

 さぬきも気温はそれなりに高いものの、上述のとおり湿度が低いので、日陰にはいるとグンとすごしやすくなる。そして、おそらく海にちかいせいだとおもうのだが、かなりつよく風がふく。とくに夜にふく風のおかげで、うまくいくと夏でも冷房をあまりつけずにすむからたすかる。さらに都合のいいことに、そこまでつよい潮風ではないため、洗濯物や自転車がサビることはすくない。Lucky Sanukin.

 

 あまりにもさぬきが気に入ったので、引退したら屋島あたりに住もうかとおもい、子を背負って自転車ではしりながら、候補物件の目星をつけている。ひとつ問題があるとすれば、讃州の開発はどちらかというと南に向ってすすんでいるので、海ぞいの物件は数十年後には老朽化してしまうのではないかということ。その点、駅前の再開発がどのような経過をたどるか、いまから注視している。

 

 ほかにも地方都市で似た条件の場所がないか、Google Earthでさがしている。つぎの転勤の希望地にしようという腹づもりである。

 

 わたしは、転勤は、条件のいい移住ではないかとおもう。以上、連絡おわり。