ぶら下がり日誌〜ボルダラーへの道〜

子育て、仕事、パン、文具。ときどきファミコン。

よしなし

インソール交換

前回のつづき。 krokovski1868.hatenablog.com 早速さっそくインソールを入れてみた。アーチのゆるい製品であっても、若干かかとは上がるので、甲高のひとは場合によっては靴のボリュームが足りなくなるかもしれない。そういう意味では、ひもやベルクロでフ…

インソール購入

「百里を行く者は九十を半とす」 ー『戦国策』ー *** じょじょに座業が響いてきたようで、足腰の塩梅がよくない。どうにかならんかドラえもんということで、スポーツ用品店にでかけてインソールを買ってきた。 いつものように種類が大量にある。適当に選…

不立文字

書かれたものは、いってみれば月をさす指のようなものであって、月そのものではない。まして、他人の指差したものは、どれだかわからないことがおおいとかんがえると、書かれたものは参考にすべきではあっても、さがしものそのものでないのは明らかなように…

話し相手

質問すれば、議論せずにすむ。 ―ドクトル・クロコフスキー― *** 他人の誤りを指摘するなどつまらぬことだ。われわれは自分で自分のかんがえをかえるのは得意だが、ひとにされると反対する。自尊心を傷つけられたとおもうからだ。 話を広げず、解決策を提…

砂上の楼閣/砂漠のオアシス

「家を売る」というブログのお題があったので、書こうとしたところ、自分が要件を満たしていなかった。持ったことも買ったこともないのに売ることのできるはずもない。 そうおもったら「いずれ売るつもりの方も、売る家がない方も」とPRされていた。誰でも書…

気になる木

【思慮ぶかさ】→いくつもの難題の性質を察知し、もっとも害のすくないものをえらぶこと。→【洞察力】 *** 病は気から、という。そういえば病気も気であるということにいまごろ気がついた。おそいyo! ところで喘息という病は数千年まえからあるそうだ。古…

悪巫山戯

ブログをふりかえっていると、ことばやことがらの由来について書いているものが散見される。この手の記事もできればカテゴリにまとめたいが、肝心の由来を明らかにできていない。書きながら首を傾げているだけである。 「悪巫山戯」にかんしては、藤本和子さ…

ことだまダイエット

小目標ばなしのつづき。ことだま編。 ・とかって、やっぱ、いやあ、をやめる。 ・けっこう〜をつかわない。 ・おかねのはなしをしない。 ・つかれたといわない。 ・おなかがすいたといわない。 禁をふやすだけだとむずかしいので、おきかえる。したがって ・…

外典

なにかについて何かを知りたいときには、ひとに聞くのがいい。かたちのあるものなら、見て、さわって、うごかしてみればいい。そうしながら聞けばいい。 とはいえ、だれもがなんでも知っていて、親切に、よくわかるように説明してくれるわけではない。それが…

ゾッキー

さぬきは暴走族というより、音だけのことがほとんどである。二輪でなく四輪で、案外40代の小太りおじさんだったりする。むかしヤンチャしてましたというひとが、おかねをかせいで、ハーレーを改造して爆音を響かせている。 こういうのがちかごろ全国的な現象…

ンデー・ンデー

・水金地火木土天海ーすいきんちかもくどってかんかい ・界門綱目科属種 ・月月火水木金金 この手の呪文リストもそのうちにまとめたいとおもっているが、いかんせんたまにしかおもいださないし、つねに注意しているわけでもないので、採集もはかどらない。 …

所感

プラトンの『定義集』によれば、勇気は徳への忍耐力であるという。それがどうしたといわれてもこまる。そう書いてあったというだけのはなし。 *** 組織生活のかたわら、さかなを釣ったり、自転車に乗ったり、岩に登ったり、さかなを釣ったり、ギターをつ…

日課は歩荷

【抜港】ー予定していた港に寄るのをやめること。海が時化たときに起きる現象。 *** 電車が単線で行き交うというのがどういう状況なのか、どこかに複線になるポイントがあるのだろうが、乗り場が1箇所だと、反対がわに来てしまったのではないかと心配にな…

ポル・ポトフ!

家庭のズボラ料理の合言葉。「火の営みにまかせる」。 *** ポトフをつくろうとして、あまっていた鰹だしをつかったら、和風ポトフになった。オデンとはまたちがうからややこしい。 つまるところオデンは昆布だしで、ポトフは西洋オデン、だからこれは和風…

詩的自由

人間原理とは、自然法則は偶然そうなったのではなく、そこには人間が関与しているというかんがえだと認識しているが、あっているか知らない。ユマニスムとおなじような意味合いのことばだとおもうがこれもはっきりしない。要するに認識論につらなるかんがえ…

ズボウ

民度の低い自治体の見分けかた。車のナンバーにゾロ目と語呂合わせがおおい(嘘)。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hatenablog.com さとう、醤油にごま油、リンスに洗剤、ゴミぶくろ。何もかもがなくなりかけていた。それは長期にわたる無為の結果で…

八百金

サラミ、チーズ、やさいサラダ、コーンポタージュ、ソース。黒糖、カニちゃんこ、ちょいからパンチ、キャラメル、ココア、さきいか、オムライス。ギョ!the味もある。 初期のころは「うまいうまいバー」という名前だったりしたらしい。北海道限定で「なまら…

This Disrespectful World

できる風をよそおうのが非常にうまいひと。嫌だよ俺そんなの。 *** どうでもいいはなしだが「〜ってなんもないですよね」といいたくなったときは、何もみつけられない自分の貧しさを反省したほうがいい。 ついでに申し上げるなら、そういうひとがいたらけ…

牧歌

出張で特急に乗ったら自動ドアにつぎのように書かれていた。 閉まりかけたドアはそのまま閉まります。ご注意ください。 Please be careful. The door closes automatically. 含意:「ギリギリになったときにドアに手やカバンを挟んで開かせようとしないでね。…

飽かず怠けず

超越するというのは、相手にしないことである。 ―ドクトル・クロコフスキー― *** 自分なりの美学をもって、とにかくたのしむことだ。その道の達人でさえ、さいしょは気楽な初心者であり、かがやかしい成果の裏で延々黙々とたいへんな練習にとりくみ、失敗…

3R

立派、リッチ、利口。 *** 趣味につかうためのささやかな小金をかせいでいるときにいちばん手ごたえをかんじる。おかねとの距離はじつはこのくらいがいいのではないかという気がしてきた。 あまり稼ぎすぎると実感がなくなってくるのかもしれない。なった…

的士

ズボラの由来。凸凹がなくのっぺりしたさま。転じてだらしがない、しまらないさまを指す。 ずんべらぼんーずんぼらぼんーずべらぼうーずべらーずぼら、大坂堂島の米相場がずるずる下がる様子からきているともいわれるが、どこまでほんとうか知らない。 エセ…

稲村

仕事は波乗りに似ている。 *** 不明点やいいたいことがあってもあえて放置したほうがいいこともある。こころがかたまっているときは、聞いても素直にみとめられないからだ。 だからそういうときは、耐えて、調子がもどるのを待つ。あるいはほかのことをし…

鳶は滑空す

つまるところ、才能に理由などないのである。 *** 無能なひとは何も教えてもらえない。あまりひとに何も教えないと反感を買うのは、囲いこむせいだけではない。 さりとてなんでもかんでもオープンにすると、マウントされるか見下されるかあなどられる。し…

懐古主義

懐古趣味にはしらないひとというのは、生涯現役を貫いているということなのだろうか。真空管と万年筆であそんでいる人間には知る由もない。 ある種の手仕事の品というのは、ほかのあらゆる面で後発にのりこえられても、無視できない独自の味わいがのこって、…

形式と構造

仕事は呼吸に似ている。 *** つづけていくと波の調子がわかってくる。調子がわかってくるところまでつづけられたら、ずっとつづけたほうがいい。向いているからだ。 書くことがないとおもっていると、途端にずらずらでてくる。時間をおいておなじことをべ…

由来由来

「芸術は短く 貧乏は長し」(直木三十五) *** よく知られた話だが、直木三十五のペンネームは、彼の年齢に由来する。それがどうしたといわれても困る。AIにいって下さい。 これもどうでもいいかもしれないが、唐変木の由来は「唐から来た変な木」だそう…

倦まず弛まず

ひとつずつ、ひとつずつ、退路はかりそめの希望とひきかえに燃やされ、埋められ、あるいは沈められる。 もはや換えるものがなくなったとき、われわれは絶望するしかなくなるが、「どうしてそんなになるまで気づかないのか」ときかれても答えられない。問い自…

指腸、長腸、健腸、尊腸

どうでもいいはなしだが、小腸は6mくらいあってちっともちいさくないのだから、長腸にでもかえたらいいとおもうのだけれどどうだろう。ラテン語ではintestine tenue で、細腸あるいは薄腸だから、歴史上のどこかで伝言ゲームのようになったのかもしれない。…

Composture Nature

あと2時間といわれた2時間は2時間まえに逃げ去ってしまっていた。 *** マーフィーの法則について補足。ラッキーをあたりまえとおもうからそうなるのではあるまいか。不運にばかり見舞われるとおもうときは、見通しが甘いのではなかろうか。 krokovski1868…