ブログをふりかえっていると、ことばやことがらの由来について書いているものが散見される。この手の記事もできればカテゴリにまとめたいが、肝心の由来を明らかにできていない。書きながら首を傾げているだけである。
「悪巫山戯」にかんしては、藤本和子さんのリチャード・ブローティガン訳ではないかと勝手におもっているが、もっとまえに用例がありそうな気もする。ラブレーの翻訳にでていてもおかしくないし、『トラストラム・シャンディでも、ディケンズのある種の作品でも、滑稽味をまじえた多弁な文体のものなら、あっても不思議はない。
そういいつつ、あんがい漢文脈の明治の作家あたりが新聞に書き散らしていたりするのかもわからない。真剣にかんがえると、由来をさがすというのはたいへんである。
つまるところ、しらべるより想像しているほうがらくなのはたしか。当て字にセンスや好みがでるのはたしかだとおもうので、気になるものは採集して、ここに置いていきたい。
近々居士にならないように、いつかのうちにまとめたい。以上、連絡おわり。