2018-01-01から1年間の記事一覧
忘年会で食べすぎないようにと思って、会の前にごはんを食べたのがよくなかった。飲みすぎないようにウコンを飲んだのがよくなかった。家に帰って浄めの酒を飲んで、炭水で〆たのもよくなかった。宿酔の胃を黙らせるために朝から辛ラーメンを食べたのもよく…
ウェブ上に転がっていた向上への10原則、というのがおもしろかったのでメモ。 1 ひとはひとんどどんなことでも学べる。そしてかなり上手くなれる。 2 ギリギリのところをトライしているとき、あるいはそのわずかに外に出ていくとき、もっとも学ぶことができ…
リーダーって聞いたことがあるけれど、今もいるのか、どうか。 リーダーといえば、範を示す人だよな。教える人はじぶんができなきゃならない、こう書くと「そうでもないんじゃない」という気もしてくる。いっぽうではじぶんのことを棚上げにしないと何もいえ…
ストロークの鬼といったらアンドレ・アガシだったけど、今はどうなんだろう。昔はマッケンローとか、アクの強い人たちがたくさんいた気がする。ゴルフ界もそうだった。近頃はアスリートのアスリート化がいよいよすすんできたということだろうか。 ずいぶん昔…
とにかくすぐに実践できるプライオメトリクス3選。 1 懸垂(手放し) トップまで一気に上げたら一瞬手を離す、そのくりかえし。 2 スクワットジャンプ ランジの基本。岩場でのアップにも使える。 3 腕立て(空中で拍手) 拮抗筋トレーニングの王道。プッシュ…
前回のつづき。コーチにつくことで、単独の時より領土の状態がよく見えるようになる。われわれが小作人になりさえしなければ、メリットは大きいだろう。 もうひとつ喜ばしいのは、領土が侵略されないということだ。ある種のメンタル、つまりまわりのみんなが…
最近、考えても当たり前の結論に戻って来てしまうことがけっこうある。せっかく考えたのにねえ。 ともあれ、世の中いろんな人がいる。本当にいろんな人間がいて、てんでばらばらなことを考えているから、コントロールすることなどもってのほかである。我々は…
三日前に登れた課題が今日はできない。よくあることだ。前日よく寝ていなかったとか、のみすぎたとか、変なもん食べたとか、仕事が遅くまでかかったとか、原因を洗い出して修正しようとするものの、いまいちピンと来ないまま、それでもめげずに二週間くらい…
教えたり、発表したり、あるいいはたんに話したりするときに、考えられる3つの方法。 1 アメ たのしいゲーム、モチベーションを上げる動画、おいしいアメを渡す、等。 おもしろくて、気分もよくなって、相手が楽しんでくれます。その時その瞬間はたのしいが…
という話が面白かったので要約。まあ例によってコンフォートゾーン(快適に感じる範囲)から出ましょうという話なのだが、とてもわかりやすくかつ面白かったので。 ジャングルに放たれた虎と動物園で育った虎の違い、それは生まれ持ったフィジカルや能力では…
どうも岩に行くのが億劫になっている。どうしちまったのかと自問してみるまでもない。触る前からビビっているのだ。内外のコンディションを言い訳にして「無理して行くのは違うしな」なんて呟いて、戦端を開くのを日一日と先のばしにしている。もう完全にビ…
英国のとある女性クライマーのインタビューを読んでいたら面白かったので要約。13bから一気に14台にレッドポイントグレードを更新したそうな。 ・難しい課題に取りつくのを恐れないこと。無謀と思われるものでも、何日か費やしてみないと実際のところは分か…
ポール・ロビンソンによるTipsを見かけたのでメモ。 1 足を見て置いて、置いたのを見て、それから動く 足がきちんと置いているのを目で見ることで、脳がそれを認識するので、より立ち込めようになる。 2 足を切ったときにハーフロックして身体を締める 振ら…
スリーパー、ではなくて。先日、ふと思いたってホールドを買ってみた、という話。 5個で5,000円程度で、高いとみるか安いとみるか微妙だが、トレーニングウォールをつくるとしたらどのくらいのホールドが要るのだろう。100個くらいだろうか。あとはビスが30…
トレーニングしながら遠い目標を見うしなわないでいるのはむずかしい。自分の身体とクライミングについていちばんよく知っているのは自分だ、したがってどうすれば進歩できるかを真にわかるのもまた自分だ、そう思って遠大な意図と構想を持ってトレーニング…
More new rock climb. 落ちる原因は個別具体的に考えていくと本当にいろいろある。ギリギリのところをトライする時、登れることより敗退することの方が多いわけだけれど、何かすごいハードなムーブを起こせなくて、というよりは、少しずつの不足が積み重なっ…
三週間近くが経過していた。原因はアレである。アレだ。アレだった。あの、仕事ですね。リーマンクライマーの泣きどころである。 それで二週間ぶりに登ってみたらまあ当然ながら身体が動かない。二日たってようやく筋肉痛を食らいはじめている。「なんだかお…
パワーエンデュランスが上がれば、ハードなムーブを長時間繰り出せるようになるから、ボルダラーならセッションの質が上がるし、ルートクライマーなら厳しい状況で核心を越えられるようになる。こう書くと改めて大事なんだなと思う。 で、4×4のバリエーショ…
近ごろのクライミングトレーニングをみていると、より目標にむけて特化し、細分化しているようである。パワー、パワーエンデュランス、持久力の3種だったものが、より細かく、テーラーメイドになってきている、そんな印象をうける。 で、以下に記載するトレ…
時間がない人のための20分でできる持久力プログラム。 1 ARC。オンサイトより8グレードくらい下の課題、登りながら話ができるレベルで8分間登って2分レストし、また8分登って終了。 2 パンピーなインターバルトレーニング。20分のうち1分登って1分休む、を20…
システムボードトレーニングは身体の動きの確認に好適で、うまく使えば苦手なムーブを洗い出して、効率的に練習することができるだろう。友人と確認しつつ行うか、登っている動画を撮るのがいいと思う。 1 正対かきこみ系。ガストンで足をかき込んでいく。さ…
ウェブ上に転がっていたパワーエンデュランスのトレーニングプラン。4週間ごとの2部制。週2回。合間にレストを一週間入れる。 1 目標ルートのレプリカ(傾斜、完登までに要する時間、強度、スピードなどを再現)をつくるか、またはレッドポイントグレードと…
持久力、それはボルダラーにとってほぼすなわちパワーエンデュランスを意味する。リードクライマーにとってはそうでもない。前に述べたとおり、ARC的な持久力も重要になってくるから。ベースとしての持久力ですね。ここにテクニックとメンタルの要素が複雑に…
クライマーってけっこう詩人気質だと思う。ボルダーを俳句だとしたら、リードは短歌で、マルチピッチは散文詩、ビッグウォールは叙事詩だろうか。知らんけど。 できないことをできるようにする、とか、夢のような目標に向かってすすむとか、限界をプッシュし…
股関節とか肩甲骨とか足首とか膝の向きとか、登るにあたって考えることはアホほどある。そして考えすぎるとたいてい動きは悪くなる。 どこが悪いのか、原因をつきとめるのは容易ではない。同じ課題をアップで登っている修羅に訊いてみても、無意識にできてい…
宿題ってみんないうけど、なんか勉強みたいだなと、ときどき思う。でもべつに嫌じゃないから不思議だ。 大人になってから「勉強」というと「ちゃんとしている」感を出せるからか。大人になると目標と、それを達成したとき得られるものが見えてくるからだろう…
うっすら気になる話シリーズその2。 栄養素って考えだすと本当にきりがなくなる。タンパク質だのアミノ酸だのサプリだの摂取タイミングだの、「しゃらくせえ」とは思うものの、ちょいと調べてみたところ、次のような話が聞こえてきた。 いままで何となく「グ…
といってもボルダー課題の話。 方向音痴の人っていますよね。反対に渡り鳥のような方向感覚を持っている人もいる。私はといえばまあ、人並みである。酒を飲んだ時の帰巣本能はマアマア高いと自負しているけれど。 それはともかく、ボルダー課題でも、ズラー…
言い訳はたくさんある。やれ背が足りないだの腕みじかいだの、もっと早くはじめていればだの、忙しすぎて時間がないだの、ナンボでもある。 小さくて腕も短みじかくて遅くからはじめて忙しいウィークエンドウォリアーのなかにも修羅は大勢いる。思うに、われ…
一説によるとWork + Rest = Training、だそうである。 時間がなくなってくると集中するから、あまりにゼロに近いとアレだけど「時間が足りない」とボヤけるようなら何とかならんものかねえ。 個人的には「時間が足りん」という状況に陥ったことがあまりない…