ぶら下がり日誌

子育て、仕事、パン、文具。ときどきファミコン。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

奇縁

蓄財話の続き。 krokovski1868.hatenablog.com *** 服のサイズを変えないというのが割に節約になりそうだ、そう思って我が身を省みたところ、同じジーンズを平気で15年以上履いていた。またしてもすでに10倍界王拳を使っていたパターンか。 というか、こ…

俸給

蓄財についてつらつら考えていたところ、もろもろ一周して生活残業が最適という結論に至ってしまった。なんてこったい。 それ以上の蓄財に関しては、やりたいことを副業の範囲でできるかどうかに尽きるような気がしてきた。自分の場合、良くも悪くも、やりた…

ファットマックス

人類はスポーツを通じて希望の機械になろうとしている。 *** 勘は研ぎ澄まされた五感と経験の上に生じる閃きである。ひとまずそう言い放とう。 勘は常に限定された領域で働き、この限定を完全に取り払うことはできない。ある種のスポーツ選手に数瞬先の画…

さぬきの夢

誰もが自分の文脈に沿って暮らし始めていた。大抵の場合、それらはより大きなカテゴリに包含されてしまってはいたものの、大した問題にはならなかった。少なくとも表だって文句を言う者はいなかった。 何かを言わんとする者には言えない理由があったし、言っ…

ペシミストの憂鬱

さて、席替えだ。急に何か書こうと思っても、なかなか思いつかねえな。なんとなく体調も悪いし、しばらく前に抜いた親知らずに違和感があるので、全力投入というわけにいかない。朝っぱらからこれではこれからの一日が思いやられる。 しかし4日も職場を離れ…

無何有

米は一年、木は十年、人は百年。 *** ・・・ウーム、無不為の中で無為に至るというのはわかるが、無為の中で無為に至るのは難しいみたいだ。してみるとある種の目標というものは、直接狙わずに間接的にアプローチした方が望ましいのかもしれない。 もし何…

勤め人

環境が少し変わると途端にモタモタする奴がいたら、その場を離れた方がいい。 *** 思い通りにいかないとき、自分以外のせいにするのはすこぶる簡単だ。自分の理屈、文脈、防衛圏、呼び名は何でもいい、その中に逃げ込んで、うずくまっていればそれでOK。 …

映画の話8

『鉄コン筋クリート』(マイケル・アリアス、2006年) *** 映画とは何か、とか、主題は何か、などと考える必要なしにたのしめる作品。とにかく台詞まわしが最高にいい。 架空の町「宝町」を巡る物語、それは主人公シロとクロ―2人で1つ―の話であると同時に、…

映画の話7

幾多の違いを跳び越えて一瞬にしてつながる、それが芸術だ。 *** 『フォーエヴァー・モーツァルト』(ジャン=リュック・ゴダール、1996年) この映画にモーツァルト性があるとすればそれは気まぐれさだ。モチーフを発作的に取り扱って、どうなるかと思わ…

空気の研究

誰がどう見ても正しい、などというものは、どこか根本的に誤っているのだ。 *** 休み明けの組織で大事なことは 1できるだけ口をきかない 2怒らない 3仕事をしすぎない 4定時で帰らない 5残業しすぎない 眼目は「空気に溶け込む」ことにつきる。目立…