さぬきの弱点。いってはなんだが米がイマイチ。ひとによってはかなりの弱点になるとおもわれる。
米がいまひとつなせいでうどんとハンバーガーの消費が多いのではないかと勘ぐっているが、ぜんぜんちがうかもしれない。こちらの味覚が狂っているだけかもわからない。
近所の100円うどんがいつの間にか120円になっていた。何もかもが値上がりしていく。節約暮らしのなかで増えていくのは部屋のなかのガラクタのみである。
小麦粉でおもいだしたが、さいきんパンがふくらまない。ホームベーカリーはまだ2年ちょっとしかつかっていないし、分量のウッカリがないか、妻とふたりで確認して、ここ4回ふくらんでいないので、気温のせいではないかとうたぐっている。
水を1割へらしても改善しなかったから、あとは冷水をつかうか、発酵のときにフタを開けるか、気温のまだ低い早朝にパンをつくるくらいしか、できることをおもいつかない。原因がはっきりしないと対策も立てにくいのだ。
巷には因果関係の3原則というものがあるそうだ。XがYの原因であるといえるのは、XがかわるとYもかわり(共変)、XがおきてからYがおこり(時間的順序)、Yがおこる合理的な原因がX以外に見あたらない(ほかの原因の排除)ときだけだそうである。この排除というのがむずかしい気がする。
ひょっとすると、われわれは日常生活においては、かならずしも合理的に生きようとはしていないのかもわからない。もっというと、われわれが直面することがらは、いくつもの、それじたいは取るに足らないことがらが無数に関連しあった結果として生じており、排除しきれないところにわれわれは生きているのかもしれない。
兎もかく、パンをふくらませたい。米のはなしはまたこんど。以上、連絡おわり。