眠そうな眼よ眠れ

 「天行は健なり」(易経

 

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 眼をケアする方法として、とおくを見る、目薬をさす、ブルーベリーを食べる、立体視の本を読む、などいろいろあるものの、つまるところ「眼を温める」につきるような気がしてきた。濡れタオルをしぼって電子レンジにほうりこみ、眼のうえにおく。床屋などでしてもらえるあれである。

 

 メガネ族なら偏光グラスも有効である。私は釣り用につくったけれど、それ以外の場面でもつかうことがふえている。ちかいうちに、もっとうすい色をつくろうとおもっている。これがオフィスでつかえるレベルで、それなりの効果があるようなら、普段づかいにしてしまいたい。

 

 眼にかぎらず、からだの日常のケアというのは、つまるところ「血行をよくする」というところに落着くのではないかという気もしてきた。すなわち風呂であれば内臓があたたまるまで浸かる。半身浴で15~20分ほど、あたまから汗がダラダラでてから2~3分まつ。

 

 子と世のなかが落着いたら銭湯にいってサウナにはいりたいものである。遠い。

 

 それにしても寒い。うずうずしながら春を待っているが、いまのところそれらしい報告は上がっていない。

 

 春よ来い。疾く、迅く。