曰く言いがたいもの

 理不尽で劣悪な環境下にあっても、あるいは、してもしなくてもお給金に変わりがないときに、職業的良心を失わないでいられるのは実際、稀有なことだ。

 

 このような心性がどこに、あるいは何に根差しているのか、けっこうな期間あちこち観測しているが、それらしい仮説すら一向に組み立てられないでいる。

 

 ある種の修羅にムーブを聞くのと一緒で、当人に聞いても要領を得ないんだよな、こういう場合。