進歩前進ということを、丸ごと信じない方がいい。みんながぐーたらぐーたら暮らしているように見えるなら、気をつけた方がいい。
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家人によると、秋田県仙北市で作られている「落葉かりんとう」がおいしいそうだ。10年ほど前に仕事で時々訪ねていたが、ついぞ口にする機会がないまま都に上ってしまった。
あとは其角の『古武士』もいいらしい。調べてみるとこちらは東京のようだ。けっこうな期間暮らしていたが、これも気がつかないまま讃洲に来てしまった。そんなことばかりである。
そういえば「日本三大まんじゅう」というのがあってその１つは東京だそうだが、それが何なのか今もってわからない。聞いても知っている人に出会ったことがない。調べれば済むのだが毎回そこまで行かずに話が終わるので、不明なまま20年以上経過している。つくづくそんなことばかりである。
これを機に意を決して検索したところ、塩瀬総本家の「志ほせ饅頭」であると判明した。三笠書房から出版された「日本の三大なんでも事典」に記載されたのがことの始まりのようである。
本当にこの国の民は三大何ちゃらが好きである。多分に漏れず筆者もそのクチだから、ちょっとこの本、探して読んでみよう。
