自利自利

 自分を守るためにあることないこというやつ―雑魚。

 

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 組織とうまくつきあいつつ、折り合える範囲でそれとぶつかる自己の行きかたを練る。それが塩梅であり、ちゃんとしたことばでいえば節度なのではないかとおもう。

 

 ひとのあいだだけではない、あらゆるものに対する位置どり。これがへただと、ひとのなかにいても、ただの物体とおなじになる。そういうのはひとから杭に転落しているようなものだ。

 

 先送りと見ないふりがお家芸のようにまかり通ったり、個人の力量を考慮せず雇用形態だけで優秀な人材を放擲したり、世のなかはつくづくわからないことだらけだが、和して同ぜずで行きたい。以上、連絡おわり。