Chain Gang

 自転車あるある。チェーンロックをしようと何かに巻きつけて、タイヤを通しわすれる。

 

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 組織ばなしのつづき。能力のたかいひとを昇進させるいっぽうで、ひくいひとを容赦なくきりすてると、少数精鋭になってのぞましい、というのはよくあるトラップだとおもう。目だつ仕事ばかりするようになったり、長期的な損得勘定をしなくなったりする。

 

 といってイマイチな人材を出世させるとまわりから腐るので、これも御法度である。年とともにそういうことがふえてくるように感じるなら、ミスマッチということにならざるをえない。じょじょにいづらくなっていく。

 

 仕事を分担せず、ちょいちょい一緒におこなえばいいのかもしれないと、そんなふうにおもいはじめた。ひとは大なり小なりウサギとおなじなので、ひとりだとさみしくなる。ある種の業務はあえて手分けせず、なん人かで一緒にするといいのかもわからない。

 

 要はワンオペできるかどうかでかんがえない。それでいてひとの仕事をとらない。つまるところ塩梅であるといういつもの結論になってしまった。

 

 「バッファになりなさい」といわれたせいか、何やらバッファ的思考が混入してきている。つくづくことだまのちからはおそろしい。以上、連絡おわり。