ファイロファックスといおうとすると、パイロカルピンといいそうになってしまう。わたしだけか?
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パイロカルピンはたしか解毒剤の名前だったとおもう。『火曜クラブ』のミス・マープルの回のダイイングメッセージになっていたはずである。プトマイン中毒だったか、エビにあたったと見せてじつは毒を盛っていたというような話だったと記憶しているが、ちがっているかもしれない。ちなみにファイロファックスはシステム手帳だそうだ。
万年筆つかいにも会えないうちからファイロファックスつかいに出会えるものなのか、わたしには見当もつかない。システム手帳ユーザーのほうが万年筆ユーザーより多そうな気はするものの、これもなんともいえない。ひとにもらえればつかおうとするだろうが、わたしがシステム手帳をプレゼントされる可能性は、万年筆をもらう可能性より低く、万年筆をもらう可能性は宝くじに当たる確率より低い。
システム手帳の世界もおもしろそうなんだよな。都へ行ったらあそんでみたい。以上、連絡おわり。