さいきんの息子。意に沿わぬ決定がされるとプイーンという顔をする。
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格安豆はバツといったそばから、ローカルのスーパーに激安豆がでていたので買ってきた。グラムあたり2.58円。業務スーパーの豆にちかい安さである。
そのくせ私の好みのキリマンジャロのブレンドで、生豆生産国名はタンザニア、ブラジル他とある。ロブスタだろうとおもったら、100%アラビカである。オイオイほんとうかよ。
あけてみると中深煎りで、欠点豆は意外にすくない。味はうすくてにがい。キリマンのわりにコクもすくない。そのかわり雑味もない。
キリッとした苦味、あとくちさわやか、といえなくもない。チョコレートやたばこと嗜むのにつかえそうである。
いまはどうか知らないが、ひとむかしまえのドトールコーヒーやモスバーガーのような炭火焼きコーヒーの系統といえばいいか。そのわりに癖がつよすぎないので、アレンジコーヒーの土台としては、つかいやすいかもわからない。
パッケージによると「日本三大平山城と讃えられる、松山城が市中にそびえる城下町に1950年創業、愛媛の人々に長年親しまれてきたロースターです」とある。製造所はなぜか高松にある。
無収入の人間が自宅でそっと飲むためにあるような豆、ということはないな。以上、連絡おわり。