ぶら下がり日誌〜ボルダラーへの道〜

子育て、仕事、パン、文具。ときどきファミコン。

Injection

 芸術家と芸術、それは蜂と花のように切りはなせない。

 

***

 

 芸術家は変化を起こすだけでなく、おこりつつある変化と現状の仲立ちをする。創造するといっても、まったくあたらしいことをするばかりではない。かわったもの、ショッキングなもの、おかしなもの、不可解なものを、日常にうまく溶けこませて調和させる。

 

 いわば楽曲にノイズをとりいれるようなものである。要するにあたらしさをいまの延長として提示する。そうすることでショックをやわらげ、ひとびとをあたらしさになじませ、結果として文化の成熟に寄与する。

 

 伝統的な枠組みを理解して柔軟につかうことができないと、そういう操作はできない。こういうのは芸術家の社会的な役割のひとつといっていいかもわからない。以上、連絡おわり。