扱い

 若手はひとに教えるのを好む。理由は知らない。

 

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 3年めが3週めの月曜にアッサリ遅刻。ボスが気づいたのが始業10分後。笑える。

 

 鷹揚に対処しつつも、しっかり時間休「扱い」にされていた。ウチが減点方式なのはあいかわらずらしい。

 

 かとおもうとボスが午後に変更した全体ミーティングをべつの新入り3年めがアッサリすっぽかす。顧客対応で昼休みをスライドしたというのだが、これも笑うしかない。さすがにボスもすこし憮然としていた。

 

 開始をさらにスライドして、週明けのミーティングがおわったのは午後3時。笑う気も失せてくる。

 

 ミーティングがあるのに無視して昼休みをとってしまうのは、まわりが見えていないからで、職場になじめていない証拠だ。仕事もしていないのに、というよりは、まだ自分の裁量で仕事をまわせていないから、なじめないのだ。そのあたりのことをボスが把握しているかは疑問がある。

 

 とはいえ、どうやら若手どうしの仲が険悪になることはなさそうで、そういう意味では今回のメンツは復職まえより数段マシである。これがマシであることじたいが問題なのはまたべつの問題である。

 

 以上、連絡おわり。