やりくりパイロット

 さいきんのあそびは「べっぽう」。むげんとうぶをしたあと「パワーボムは投げるのではなく、落とすッ!」といいつつフトンにスローに着地させる。おろすときに下腹を張っておかないとからだを痛めるので注意。

 

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 万年筆ばなしのつづき。

 

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 ペン先がやわらかいと、筆圧をかけずにすむので、手指の負担がへっていい。スマホの口述筆記だと、けっきょく親指を酷使することになるから、一周まわって万年筆がいい。印刷屋さんに原稿を起こしてもらえればいうことなしだけれど、そんな身分になれる日は来そうにない。

 

 金の含有率は14金で58.5%、18金で75%、21金で87.5%、これが24金なら純金でよさそうだが、ペン先には適度な弾力が必要で、金が多くてやわらかければいいというものでもない。たとえば14金だと、10/24のうち、銀5、銅4、その他金属1という配合が一般的だそうである。

 

 ちなみに純銀もあまりつかいでがないそうで、たいていは合金としてつかわれるのだそうだ。スターリングシルバーが有名で、含有率は92.5%、銅との合金である。ほかにプラチナシルバーなどがある。

 

 なんせ、ボールペンになれていると、筆圧はつよくなりがちである。むかし先輩に「日本語を書くなら国産の万年筆がいい」といわれたことがあるが、たぶんそのとおりだろうとおもう。じっさいは、たくさん書いてなじませてしまえばあまり関係なくなるのだが、やはりアルファベットと日本語のちがいはおおきい。むかしは縦書きすることが多かっただろうからなおさらである。

 

 いまは日常でものを書くときは横書きのほうがはるかに多いので、そういう意味では差はちいさくなってきているといえる。さらにいえば、やはりそれなりのペン先をつかわないと、区別できるだけのちがいはでてこない。

 

 なお、すばやく書きたいひとは、かためのペン先がいいとおもう。ペン先がやわらかいと、しなるぶんスピードはおそくなる。現状ではそれを利用して筆がすべるのをとめようとしているが、書き味としては紙のうえをすべっているので、利いているか自信はない。

 

 ともかく、筆記具をかえると、でてくる文もかわってくる。以上、連絡おわり。