Fountain Pen

 むかしは「つけペン」というものがあったのだそうだ。なんならいまもある。つかったこと、ないなあ。


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 万年筆の由来三説。


1  丸善の輸入販売担当が金沢万吉さんだったことから「万さん筆」とよばれ、それがいつしか「万年筆」となった。


2  明治末期に福井商店で輸入していた「NY万年ペン」からきている。


3  内田魯庵が「万年ながもちする筆」ということで「万年筆」と名づけた。


 いくつか解釈があるが、万年筆の大文字の歴史は、明治20年、丸屋商社(のちの丸善)の創始者である早矢仕有的が、スタイログラフィックペン―万年筆の原型―を輸入したところからはじまっているという。大正時代から国産品もつくられるようになったのだそうだ。


 実家にもつかっていないのが一本あるらしい。さっそくもらってこよう。ふやしてどうすんだyo!