放っとく、置いとく、うっちゃっとく

 いれとく、だしとく、しまっとく。

 

krokovski1868.hatenablog.com

 

 自動広告に「その積みゲー、売っちゃえば?」というコピーがでてきた、というだけのはなし。積ん読とおなじだ。

 

 というわけで、読書ばなしのつづき。

 

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 なにかを読むときは「わが意を得たり」という仕方になるのがふつうである。「はたと膝をうつ」となれば上級者といっていい。趣味が読書というひとの9割はなまけもので、のこり1割の読書は習慣をこえて呼吸とおなじレベルになっている。

 

 試みに読書人を適当に分類してみた。

 

・活字追い・・・読書が趣味をこえて習慣になっているひと。本を読んでいると安心するのがこのタイプ。

 

・我が意を得たり・・・自説補強型。自分のかんがえに合うところだけ読むひと。

 

・はたと膝をうつ・・・自説補強型の上位互換。自説をもちながら、読書をつうじてあらたな気づきをさがすひと。

 

・読書ずれ・・・あとがきだけ読んだり、うしろから読んだり、途中の章をとばして、またもどってきたりする。読んだ本についてぶつくさいうことがおおい。

 

・探文家・・・内容うんぬんというより、グッとくる一言半句をさがすひと。したがって本の中身はあまりおぼえていない。

 

・虚心坦懐・・・読書における悟りの境地。こういうひとに私は出会ったことがない。

 

 ひとまず、これとおもう本は反読したほうがいい、ということはいえるとおもう。以上、連絡おわり。