なりがちになりかねない

 あそびにきまったかたちはない。こころにグッときたとき、ひとはあそびの世界にいる。そういうものだ。

 

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 たのしみのためにがまんするのでもなく、たのしさのなかにつらさがはいりこんでいるようなあそび。たのしみのなかに相応の苦みが組みこまれているようなあそび。それをしているひとはしばしば高等だとおもっているが、いってみれば原始的な、野蛮なあそびである。

 

 インスタントにたのしさが提供されてしまうと、それがおわるとむなしくなってしまうから、そういうあそびを選んでいるのかもしれない。よろこんで苦痛に向って飛びこんでいるわけではないのだけれど、気がつくとそういうふうになりがちである。達成感だけでなく、うちこんでいる感覚をもとめているのかもわからない。

 

 なんせ心身一如にいたるには、ソロがいちばんいい。以上、連絡おわり。