いまどきというか、数年まえからマルチスクリーンで仕事をする環境になっている。便利は便利だが、じっさい、そこまでの仕事ではない。
いきおいキーボードとディスプレイが2セットということになる。むかしと机の広さはかわっていないはずなので、とくに不都合を感じないのが不思議な気もする。いつのまにか整理整頓のスキルがあがったのかもわからない。
復職後、周囲にあわせて、ノートPCでないほうのごついキーボードをつかっていたが、音がうるさいし、手もつかれる。もうすこし無音で入力できないかということで、ディスプレイの配置を工夫して、ノートPCで打鍵することにした。
結果、タッチはかるくなるが、ディスプレイとの距離がちかくなるぶん、一覧性が下がる。せっかくのマルチスクリーンなのにもったいない。眼も疲れるのでアッサリ却下した。
マルチスクリーンいぜんに、もっとましなキーボードを配備してもらったほうがいいのではないかとおもう。すぐにペアリングが切れる無線マウスなども同様である。道具だてをかえるのはいいが、細部への配慮が足りないので、効率が上がるところまでいかないのが、もどかしいというか、この組織の性格をよくあらわしている。
フレームが最高級でコンポーネンツも最高でも、ビンディングシューズがなかったら、ペダルをうまく回せない。趣味はそれでもいいだろうが、仕事はそれではこまる。
一見影響のなさそうな細部に無頓着だと、恩恵にあずかれないことがあるというのは、PCまわりにかぎらないはなしのようにおもう。以上、連絡おわり。