アドセンス現状報告

 アドセンスばなしのつづき。

 

krokovski1868.hatenablog.com

 

 どうもサブブログのほうが素敵な広告がでているようにみえる。やはりというか、内容を個別化したほうがいいみたい。いずれにしても、はてなブログのだしている広告とダブルになるので、誌面のガチャつきは避けがたい。

 

 はてなブログの場合、無料版でも3つまでブログをつくることができ、ドメインは.jpになったり.comになったりする。ドメインが審査に影響しているかは不明。

 

 広告の量や場所はこまかく調整できる。全画面、サイドバー、アンカーも表示するかどうかえらべる。ディスプレイ広告、インフィード広告、記事内広告、などといった種類もあって、これも選択可能。要は汎用性のたかいもの、一覧ページに向いたもの、記事内に置くのに適したものとを、わけてくれている。広告をページになじませることで違和感をへらす狙いだそうだ。

 

 一般に、クリックされる可能性がたかいのは本文の第一段落の下と記事の出口付近であるとされており、無料版でもここにデフォルトで広告がはいっている。検証のためには有料版にするしかないが、ふところがかるくてできない。申請もやり直しになるようなので、よけい億劫である。 

 

 もっとも、有料版にすればブログを10個までつくることができ、デフォルトの広告を外すことができ、またワードリンクもとることができるので、いいことはかなりある。

 

 有料の月額は数百円なので、広告収益の平均はそれ以下とおもわれる。アドセンスでは8,000円を超えないと支払いはされないから、この調子だと20年くらいかかりそうである。Google先生のひとり勝ちだyo!

 

 

 さておき、申請の流れだが、アドセンスにはいって、サイトを登録し、広告コードをコピーして貼りつけ、連絡を待つ。はてなブログの場合、詳細設定の「<head>要素にメタデータを追加」にペーストするのがてっとりばやいのではないかとおもう。いつものごとく理屈は不明。これが正しいやりかたなのかどうかも不明。

 

 広告はデザインモードから手動で記事下htmlなどに貼ることもできる。アナログ中年にはチンプンカンプンだが、わりと直感的にいじれる雰囲気にはなっている。「あれ」とおもったら戻ればいいので、なん回かやれば大丈夫だとおもう。

 

 アドセンスの申請はなん度もチャレンジできる。グーグル先生は原因もおしえてくれるので、ゲームのようにトライすることができる。ひとり勝ちされたくなさに意地でも支払いをうけようとおもって工夫すると、それがすべて先生のノウハウとして蓄積されるという、なかなかに悪魔的な仕組みになっている。

 

 要はGoogleをボスとおもうと、ゲーム内ではけっして倒せないようにできている。Googleはボスではなく、ゲームマスターだからだ。ネットのなかでは入信しつつ、リアルの世界で復讐を企てる、そうしたややこしい革命家の出現は、おそらく待たれていないとおもう。

 

 中身はちがうのかもしれないが、表むきは完全にゲームとしてパッケージされているので、ついそういうものとしてあそんでしまう。かんがえようによっては非ゼロ和ゲームだから、よけいに一生懸命取り組んでしまう。つくづくよくできている。売るためには広告をうたなければならないとかんがえるかぎり、このモデルは盤石ではないかとおもう。

 

 

 そういえば、ジブリの新作は広告なしだったそうだが、こういった風潮への態度表明なのかもわからない。メインストリームに一石を投じるのが創作者であり、かりそめの平和の欺瞞をあばくのが彼らの仕事だからだ。

 

 構造にゆさぶりをかけて気づきのキッカケをあたえる、まるで『マトリックス』だ。現実の違和にたいする平和的なアンチテーゼ。殴れば殴るほどひとをしあわせにしてしまうのが芸術であり、その目ざすところはいつも無血開城である。

 

 とはいえ私はサイファーのような人物を身近に感じるが。なんせもうすこしやってみよう。

 

 

P.S. 綴方ブログはひととおり掃きおえたので、現在、釣りカテゴリを移行中。粛々と整理と棚卸しをすすめていく。