艦パン1

 それぞれ適量、好みで使用。

 

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 この1年ほど、なんとなくホームベーカリーでパンを焼いてきたが、なんとなくではやはりそれなりの仕上がりにしかならないわけで。できるだけ材料をケチって手間もへらそうとしているせいか、よけいにもの足りない。先日、実家でパンを食べたとき、風味のちがいにガクゼンとした。

 

 現状の食パンレシピは以下。

 

・粉・・・強力粉250、または強力粉200+全粒粉50、または強力粉225+薄力粉25

 

・水・・・170前後

 

・砂糖・・・10から12

 

・塩・・・2

 

・オリーブオイル・・・8から10

 

・インスタントドライイースト・・・3

 

・ドライレーズン・・・ときどき適量

 

 あらためて取扱説明書をみると、じつはいろいろとアドバイスしてくれていた。どうやら塩は4~5gくらいはつかったほうがいいみたい。イーストのエサにならないから食感には関係なかろうとおもったら、そういうものでもないらしい。

 

 読んでいくと、どうもフランスパンのほうが原料もすくなくて節約向きのような気もしてきた。フランスパンのようにシンプルなのをリーンなパン、いろいろな副原料をまぜたのをリッチなパンというそうだが、それでいくとウチは完全にリーン派である。

 

 フランスパンというとヴィロンがおもいうかぶ。バゲットレトロドールといわないと怒鳴りこまれるかもわからない。

 

 これまでになん度かあそこの粉を買ってパン好きのひとたちに贈ってみたことがあるが、のきなみ「つかいづらい」といっていた。いまにしておもえば、タンパク質の含有率がいわゆる強力粉とはちがっていたのかもしれない。

 

 どうやら強力粉のなかでも品種によってかなり差があるらしい。それこそリニューアルした「さぬきの夢」などは、タンパク質がおおくなっているはずだから、準強力粉のようなノリでフランスパンにもつかえるかもわからない。

 

 とはいえ、いまフランスパンをつくろうとすると収拾がつかなくなりそうなので、ひとまず食パンの改良から着手していこう。以上、連絡おわり。