年始酵母づくり

 前回の補遺。

 

krokovski1868.hatenablog.com

 

・固形油脂をいれるとソフトになり歯切れがよくなる。液体油脂は固形ほど生地がふくらまないので、クラムの目がつまってモチモチになる。

 

・さとうは吸湿して保湿するので、たくさんいれるとクラムがやわらかくしっとりする。

 

・はちみつをいれるときは20%を水分とかんがえる。

 

 搾った酵母レーズン100とエキス20、水70でイーストをゼロにしてフランスパンコースにいれたところ、やはりというか、ほとんどふくらまなかった。フィンガーテストをしたときはわるくなかったので、水がすくなすぎたのかも。水分を含んだものをたくさんまぜると塩梅がむつかしくなる。

 

 もっとも、味はよかったし、食感も、こういうものだとおもえばわるくない。擬似カンパーニュのような仕上がりといえなくもない。

 

 リンゴのケチケチ酵母でもためしてみようということで、リンゴ酵母液100の水70、塩3で生地コースにいれてみた。今回はシードルの香りになっているので、乳酸発酵はしていない。ふくらむのを待とうという構えである。

 

 現状、ケチケチ酵母はリンゴと梨があり、リンゴは供給があるのでしばらくつくれそう。むしろ瓶が足りなくなってきた。

 

 以上、経過連絡。