おでかけの際に傘をわすれないコツ。カバンやリュックの把手にひっかける。手すりや、ベンチや、テーブルや、椅子にかけてはいけない。傘入れに差してもいけないし、壁にたてかけるなどもってのほかである。
つまるところ、わすれにくいものにひっつけておくと、わすれにくくなる。なお、出先での傘の取り扱いのルーティーンがすでにできているひとは、このtipsの射程外。
カードや携帯、財布、鍵など、そもそもわすれたらアウトなものについては、ルーティーンをきめたほうがいい。カバンの所定の場所に必ず入れる、ファスナーつきのポッケにしまう、必ず左うしろのポッケにしまうときめてしまう、など。
決めているのも守るのも自分だというのが最大の問題である。トレーナーとトレーニーが同一人物なので、ダブルチェックにならない。
部屋をでるとき、戸締りや電気の消し忘れをなん度確認しても不安になるのはそのせいである。神経症というよりは、構造的な問題かとおもう。
コツがあるとすれば、声をだして確認することがあげられる。要は一人二役を演じるわけである。忘れても死にはしないとおもって自分をなだめるという手もあるけれど、火の始末などのおおごとにはつかえない。
ひとは軽佻浮薄から重厚慎重にはなれない。いつでも万全の体勢でいられるわけでもない。ちょっとしたミスや忘れものはなくならないということを受け入れるだけでも、行きやすくはなるのではないかとおもう。
以上、連絡おわり。