2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「おい君、背中にヒトデがついてるぜ」そうペングィンは言った。 「このままじゃヒトデ型に日焼けしちまうぞ」 我々は次の街に向かって地上数万メートルの空を飛んでいるところだった。雨は既に上がり、雲もどこかに行ってしまって、太陽が我々の背中を焦が…
「若い頃には旅をさせよ」というのは「ひよっこのうちにできるだけひどい目に遭っておきなさい」のパラフレーズだと思っていたのだが、そうでもないのか知らん。 *** 対話というよりは、独白に近い。自分の好むような相手にするために言葉を使っている。…
節約は好かん。めんどくさくてしんきくさくて、節約をしていると、世の中にはもっとほかにするべきことがあるんでないか、と思えてくる。 結局、収入を増やすというのが容易ではない。獲物を捕ることをもっと真剣に考えないといけないのかもしれんが、そんな…
「雨は旅の合図だ」とペングィンは言った。「我々は風になって次の街へ向かう」 「何ていう街だい?」 「次の街に名前はない」とペングィンは言った。 果たしてペンギンが空を飛べるものなのかどうか、僕は訝んだ。それを察したかのようにペングィンが言った…
閑すぎて身体から草が生えそうだ。 *** 「違いのわからん人だなあもう!」と思ったときの対処法。 1 無視する 2 趣味を悪くする 3 わざと間違える ・・・ンー、どれもいまひとつ。 違いがわからないときどうするか。わかる人に聞いた方がいいよな。聞いて…
最近の発見。 ・ナイファンチの姿勢を作るとき、足の小指を巻いて壁を作るようにすると、すこぶる安定する。さらに、足首から下を絞って拮抗させると、膝の負担も多少マシになる。 ・スタビライズ系のトレーニングの時、背中を長く、首を長く、肩を落とす意…
いずれにせよ日々失っている。私はあそこでは片目を閉じていたが、そのことすら忘れかかっていた。 時に目を閉じるのは有効だ。つまらぬものから目を背けるために? ・・・まさか。 *** 制度というのは、使わないと形骸化して、廃れていくものだと思う。…
勇気は最後の勝利を信じるところから生まれる。 ―『マザー2』― *** イカ釣りキーワード備忘録。 ・潮に流されるときはエギも流されている→自分が移動するか、高く上げてエギ任せにするか、小さく動かすか、ズル引きするか。 ・ゴロタ浜は底荒れと濁りに強…
何度試みてもうまくいかない目標―両唇を離さない。 *** 自分中心の話題や振舞いはNGであるという。筆者はボールを持ったら自陣からそのままゴールに向かうことしかできないので、完全にアウトである。ゴールを決められている限りはまだいいのだけれど、そ…
胸に一物、手に荷物。 *** 冬になると近海に養殖ノリかなにかの網が設置されるのだが、どうやら12月から3月までの期間のようだ。あれがもうすこし残るようなら、春イカの回遊待ちによさそうだ、と思って見ていたのだけれど、そう都合よくはいかんわな。 …
うたが出てこない。というより、前は詩的散文であったものが、うたになり、うたが一言半句となり、一言半句がいまは泡のようなつぶやきになって居る。 だからまだ、うたはこぼれている。何かのきっかけでまた流れ出すだろう。 *** 最近の発見。自転車のチ…
蛇のようにさとく、鳩のように素直でありなさい。 ―福音書、だったかな。忘れた。 *** 遊んで暮らすのにかかるお金がどれくらいになるものか、うっすら試算してみよう。 ・クライミング シューズとチョーク。花崗岩ばかり登っているせいか、ソールがどん…
節税の何とも言えない面倒な感じ、これはどこから来るのだろう。自分のことだから自分できちんとせねばならないのだが、とにかく億劫で仕方がない。投資についても同じ感覚である。「きちんとしなければいけない」と言われるとそれだけで取りかかりたくなく…
すぐに「世界は~」などと言い出す人間がいたら、ちょっと気をつけた方がいい。すぐに「全てが~」などと言い出す人間がいたら、かなり気をつけた方がいい。 *** 思いやりがどのようにして育まれるのかについて、このところよく考えている。じきに親にな…