2023-01-01から1年間の記事一覧

ジダイ主義

半世紀まえに書かれた本を読んでいたら、下位文化にサブカルチャーとルビをふっていた。いまはどうか知らん。上下左右前後すべてあいまいになっているようにおもえるが、それがどうしたといわれても困る。 *** だいたい、ことばにしてほしくないものまで…

放っとく、置いとく、うっちゃっとく

いれとく、だしとく、しまっとく。 krokovski1868.hatenablog.com 自動広告に「その積みゲー、売っちゃえば?」というコピーがでてきた、というだけのはなし。積ん読とおなじだ。 というわけで、読書ばなしのつづき。 *** なにかを読むときは「わが意を得…

たばこはこころの日曜日

そういうものだとおもっていないのだから、「どうしてそうなんだ」という質問は、これは意味をなさんわな。 *** 日曜日は寝てよう日、ひとまず起きるまで寝ていよう、というのは、まあ、よくないわな。予定のあるときはとくに。 早起きしなければならない…

筆法

あまりにまっとうであるがゆえに、現実には異端であり、あまりに確固としているがゆえに、例外として扱われている。いつでも、あまりまじめで、あまり正義で、あまり正直な人物などというものは、いくぶん滑稽なのかもしれない。Who’s there? *** 綴方メ…

ドンキー

【爆買い】・・・仕入れの別称。 *** それにつけても金の欲しさよ、とつぶやいていたら、児童手当が6万円はいっていた。やったね。 これだけあれば年末まで間に合う。年始のことはまたかんがえよう。 ランキング参加中子育て会場

安豆のみ

今日び何かを黙殺しようとすると黙認とすり替えられてしまう。 *** 激安豆をつかうときのTips。 ・単独で飲まない。 ・味の濃いものと飲む。果物などはバツ。 ・冷めるまえに飲み切る。 ・挽くまえにハンドピックする。 ・中細挽き、豆の量を多めにすると…

無心

良心なき知識はたましいの廃墟である。 ―スコラ学派― *** ひとには気持の張りが要る。そのために学問がある。まなびといってもいいし、あそびといってもかまわない。 まなんで何かしたいわけではない。ただまなんでいるだけだ。まなんでいるあいだは、夢…

他人を笑わせ、自分も笑おう。

かなしいこと、つらいことがあったとき、おこりそうになったときのtips。 ・しいて笑顔をつくる するとおかしな笑い顔になって、みているひとが笑うので、つられて自分も笑えます。これホント。 *** さいきん「ナンバ歩き」と称しておなじがわの手足をだ…

やりくりパイロット

さいきんのあそびは「べっぽう」。むげんとうぶをしたあと「パワーボムは投げるのではなく、落とすッ!」といいつつフトンにスローに着地させる。おろすときに下腹を張っておかないとからだを痛めるので注意。 krokovski1868.hatenablog.com *** 万年筆ば…

落ち穂ひろい

ヘラクレスでさえ、ふたりを敵としなかった。 ―エラスムス『格言集』― *** 綴りかた関連のtips。 1 一言半句をあつめる。 2 あつめた一言半句を3つに分類する。わけかたは問わない。 3 ひらきかたをかえる。 一言半句では文字どおり半分だ。もう半分の半…

ゴミ袋を買いに行って、ゴミ袋を買い忘れる。

ムダをへらすのには、ゲームとして取り組んだほうがいい。ムダは自然の法則だから、それにあらがうにはゲームとして対処するしかない。 *** ものでもサービスでも、余ると価値がさがる。価値がさがると扱いが雑になる。 そもそも、ある程度以上の品質をひ…

道中

誰もが他人をさがし、さがされているのである→Who’s it? *** むかし何かの本で読んだ調査のコツ。 1 文書をあつめて、書いたひとか関係者のところに持っていって話を聞く。 2 そのひとが別の文書を教えてくれる。 3 聞く相手と文書がなくなるまで1と2を…

買いものエレジー

さいきんの息子。歩くのが好きになったかわりにおんぶをいやがる。背負って図書館さんぽと買いだし、という定番ムーブがつかえなくなってしまった。さみしい。 *** 前回のつづき。 krokovski1868.hatenablog.com 手羽元の水炊きのようなものをときどきつ…

新入りパイロット 

印税は検印に由来する。発行部数ぶんのちいさな紙に印をもらって出版許可としていたものが、印紙税に印象が似ていたので、印税とよばれるようになった。 *** 万年筆ばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com 件のパイロットだが、とにかくなめらか…

Keep On Moving

さいきんの息子。だっこひもなどをもってきて、外に行きたいアピール。「くっく」というと玄関にゆき、サンダルをもって待機。OK、でかけよう。 *** 散歩でも自転車でもハイキングでもいい、とにかく移動につきる。移動するあいだ無になって、こころの回…

Weight

生きることは日常の重さを引き受けていくことだし、引き受けなければそれはそれでプレッシャーをうける。背負ったら背負ったで重いし、背負わなければどこからか足をひっぱられるようにできている。 ひとによって重さの内実がかわるだけだ。荷を意識していな…

5 Ask Rule

さいきんの息子。たべものの写真が載った絵本をわたして、すしやメロンというと、ページをひらいて該当物を指さす。こやつ、わかるのか? *** セルフコーチングメモ。 ・提案するのではなく「~してみたらどうなるとおもう?」と自問する。 ・どうしてで…

生々流転

「夜中に起きてジッとしている人間をオレは大好きだ。深く考えたら、寝ちゃいられんもんな」 ―殿山泰司― *** てっとりばやく気分をよくする方法。 ・ところかまわず感謝する。あたりまえだとおもっていることに、なんでもこころのなかでありがたいとつぶ…

見習いパイロット

【蔓延筆】・・・筆がはびこってイトミミズのようにのたくり、一向に収束しないさま。 *** 万年筆ばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com しらべていくと羽根ペンの時代がとにかくながい。19世紀にはいってようやく、ペン先が金属のつけペンが登…

ブログいじり

ブログばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com 釣りカテゴリの移行はひとまず完了。ぼちぼち更新していこう。 それにつけても今年はイカタコが低調である。去年はイカは50杯以上釣れたので、今年は100杯を目ざそうと意気込んでいたのに、ハイシーズ…

Working Class Poet

自由を得たければ自由を話題にしないのがいい。クライミングでホールドをとりにいくとき、そっぽを向いたほうが遠くまで手をのばせるのと似ている。 *** 好きなようにのる。どんなのりかたをしてもいいし、だれにも指図されない。好きなところに限界をき…

直感と理屈と徒党。

さいきんの息子。絵本のタイトルを告げて、もってきて、というと、9割がたもってきてくれる。こやつ、わかるのか? *** 直感がすぎるとスピリチュアルになる。理屈がすぎるとひとがついてこない。共感がすぎるとじぶんがいなくなる。 経験によって感情が…

組織人はスクィーラーから小ナポレオンをめざす

田舎のおじいちゃんあるある。 ・「お」を「う」と発音する。 したがって「コロナ」は「コルナ」になる。はずかしながら私もです。 *** アドセンスばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com とにかく収入がないので、嫌儲などといっていられる身分…

上級管理職、高級官僚。

さいきんの息子。電源の切れたiPhone5cをもって得意げ。 *** 己が職業的良心と呼んでいるものを、ひとによってはモーターという。あるひとは信条といい、またあるひとは習慣の産物という。べつのひとは流れであるといい、ほかのひとは偶然の結果だという…

間野・天野!

「コメントをください。私たぶんなんか見落としてるだろうから」 *** プロジェクトが成功するときというのは、有能なリーダーが指名された場合もあれば、結果的に優れたリーダーが出現した場合もある。後者の場合、リーダーが統率したのではなく、結果と…

Room Full of Mirrors

不安は欲の裏である。いつもハラハラしてしまうのは、あれもこれもと欲ばっているからだ。 *** 趣味でもなんでも、自分をうつす鏡がふえるようなもので、ひとつチャンネルが余分にできて、それによってすこしらくになる。自分のなかにある不安をとおして…

蚯蚓は虫の岡っ引

この会社では おもしろいことをいうと 罰せられます (ドクトル・クロコフスキー) *** 「ありえない」を連発するひとは現実認識がせまく、「もはや狂気」などと安易に口にするひとは正気の範囲がせまく、すぐに「おかしい、矛盾している」などというひと…

鍍金

「大きな財産は大きな権力に結びついていて、大きな権力には不正がつきものなんだ。それが世間のからくりさ。どうにも仕方がないのかもしれないが、いい世の中とはいえないよ」 ―バーニー・オールズ―(レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』) *** 人間…

マメなサービス

さいきんの息子。意に沿わぬ決定がされるとプイーンという顔をする。 *** 格安豆はバツといったそばから、ローカルのスーパーに激安豆がでていたので買ってきた。グラムあたり2.58円。業務スーパーの豆にちかい安さである。 そのくせ私の好みのキリマンジ…

九牛の一毛

形式が複雑になるにつれ、形式を守ることが目的化する。よくあることだ。そのうちに手順を守ることに汲々としはじめ、それ以外の工夫をすることなどおもいもよらなくなる。度しがたい形式主義だ。 *** 部下は上司の期待に応じた働きをすることになってい…