ぶら下がり日誌〜ボルダラーへの道〜

子育て、仕事、パン、文具。ときどきファミコン。

2024-01-01から1年間の記事一覧

正月麺

しお、みそ、しょうゆ、とんこつ、辛味噌、鶏白湯、とんこつしょうゆ、etc、etc。 つぎにくるのはコンソメラーメンよりはお雑煮ラーメンではないかとおもうのだけれどどうだろう。餅のかわりに麺をいれて「全国ご当地正月麺大会」というのはどうか。あらたな…

崩壊の気風

「狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は広く、これより入る者おおし。生命にいたる門は狭く、その路は細く、これを見出す者すくなし。」 ―ジイド、もしくは福音書、だったとおもう。わすれた。 *** 腐敗した状態を永続させようという空気が…

自由賦

「どちらも正しいから言い争うのよ」 ―サラ・マルコッチー(ピエトロ・ジェルミ『鉄道員』) *** 自由の特徴のひとつに権威への反抗があるとすれば、自分の意思で規律に自らを従わせるというのもあるだろう。いわゆる格率だが、それが個人から組織にまで…

Oh! So Yummy!

外国の駄菓子あるある。 ・つくりがおおざっぱ。味も極端。むせかえるような甘さ、梅干しの顔になる酸っぱさ、毒々しい色味、など。 ・パッケージのイメージと中身が一致していない。JAROとかおらんの? ・箱も袋もきれいにあけるのがむつかしい。したがって…

Armagnac

法事で2年ぶりにスーツを着た。きつい。お腹まわりもそうだが、肩まわりもきつい。定期的に岩登りをしているわけでもないのに、どうなってんの? どうやら脂肪はどこにでもつくということらしい。筋肉は脂肪の3倍おもく、ろくにからだをうごかさないのに目方…

よくあるマニュアルあるある

マニュアルはあればそれですむものではない。手順のおおくは担当者の微妙な塩梅に依っているし、細部はそれぞれ試行錯誤のすえにたどりついたものだ。マニュアルをきちんとつかうためには、マニュアルに沿って仕事をするなかで、マニュアルの核をつかみ、マ…

神は細部に宿る

文化とは、つまるところ集団のもつ価値観である。それをつくるのは無数のミクロなことがらで、ひとつひとつはとるに足らぬようにみえるものばかりだから、往々にしてないものとされてしまう。 すると平板になる。奥行きがなくなる。表層だけになる。伝統がき…

Paper Tiger

AdSenseから住所確認の手紙が来た。なかにPINがはいっている。なぜかマレーシアから差出されている。届かなかったら返戻してくれとあるが、郵便局も困るわな。 ぼちぼちGoogleも卒業だ。復職したら空き時間にウェブをながめることもなくなるだろう。海に向っ…

Wanderlust

あらゆるお菓子が値上がりしている。それはしかたないが、ちいさくするのをやめてほしい。 どうせ内容量をみればわかるのだから、つまらないマネはよせといいたくなる。結果としてそういうお菓子を買わなくなったので、節約という意味では助かっているのかも…

Slow Down Everyone, You're Moving Too Fast

近所の「文具生活」にでかけてインクカートリッジをあらためて確認したところ、黒と青がほとんどだった。いろんな色であそぼうとおもっていたのに、そうそうおもいどおりにはいかない。 カートリッジにも大小があるということにいまごろ気がついた。たぶんつ…

不可忘

「・・・生き馬の目を抜く活気と快楽追求のあざとい欲望の錯綜によって膨張を続けてきたこの大都会では、「突然の大災厄」に対する防護措置とデザインが、あれほどくりかえし叫ばれながら、ほとんどの分野で未完成のままだったのである。 だが、この事態を憂…

さるえび

めずらしく夢を見て、起きたら中身をわすれていた。よくあることだ。 夢を見た、というと、寝ているあいだに脳が情報を整理しているのだ、と返されることがときどきある。するとなべてこともなく日々を送っていることになるが、いかがなものか。 じっさい、…

ものぐさ食パンづくり

パンづくりの近況。1次発酵を12時間、パンチ後に200℃電子レンジオーブン20分というムーブをためしてみたところ、真んなかに火がはいらなかった。型に入れたのに。 グルテンが鍛えられていないのか、とにかくサクサクとこない。これはバツ。 現状の方針は以下…

All Along The Watchtower

さいきんの息子は「デデニオン」と「ピタゴラスイッチ」がお気に入り。「0655」の「ねこのうた」も欠かさずチェック。おれ、ねこ。おれ、ねこ。 *** 先日、息子の靴を買いにいったとき、キッズ靴売り場に置かれた豆イスを気にしていたので、西松屋で買っ…

着ぐるみピエロ

「助け合う、ってのは、最低限のことができる人間同士が集まって、それで初めて意味のあることじゃねえのかい。気持ちは分かるが、できる人間ができない人間をただ助ける一方なのは、助け合うとは言わねえ。荷物を抱えるってんだ」 ー近迫(小野不由美『図南…

水の泡、日々の泡、栓

「ものをつくる人間が自分の作品を批評するのは衰亡の兆候だ」(『ラーメン再遊記』より) *** 図書館のブックバンクから『GRIT』をもちかえって読んでいると「さいしょからうまくできなくても、なん度もトライしなさい。なん度トライしてもダメだったら…

海つかみ

ブログばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com Pro版にすればブログを10個までつくれるから、雑記、音楽、岩、釣り、綴方と、おもいつくものはすべてネットの海にアンデパンダンできることにはなる。そんなにつくってどうすんだという気もするし、の…

インク沼

万年筆のインクばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com Royal Blueは1日たつと青にかわっていた。いつもレポート用紙に書いていて、PCに清書したらくずかご行きにしているので、たまたま気がついた。 こうなると、インクの色の変化をたのしむという…

南国幻想

復職するタイミングで節約トライは一段落とした。外していた電球をいくらか戻し、トイレの便座とエアコンのスイッチをいれた。 krokovski1868.hatenablog.com はたらいて残業手当をもらいつつ出世しないようにするためには、年間20日くらい休まないとダメそ…

ホムセン行脚

先日、義父の長年の望みであったキャンピングカーが納車された。コロナのせいで納期から1年半おくれ。急いでいないとはいえ、よっぽどである。 というわけで、ハイエースのキャンピングカーカスタムいろいろ。 ・ドアストッパーとりつけ ・天井につっぱり棒…

またねたねこまた

きのう息子がデザートの甘夏をわけてくれなかった。食いもののうらみはおそろしいyo! *** さておき、菊池寛ばなしのつづき。 krokovski1868.hatenablog.com 菊池寛記念館で古本まつりをしていたので妻子とともにでかけてきた。たまたまNHK高松の収録がお…

節約にも

むろん限界はある。木が空まで伸びたりしないように。魚が両岸まで届いたりしないように。 *** 水を節約しようと追いだきをつかったら、ガス代がたかくなっていた。SDG的にはいいかもしれないが、水道料金のほうがやすいのである。おかねを節約したいのか…

ブログ感想

1 長すぎる。「もういいよ」という感じ。 2 何を書いているのかわからない。 3 むずかしい漢字がおおい。 というわけで、とりあえずみじかくしてみたものの、好転しないので、どうやら1と2はつながっているらしい。3についてはこの1年でだいぶ改善したとおも…

シャバダバダッ、カバダバダッ

さいきん息子は「いないいないばあっ!」のカバのうたがお気に入り。サビの部分がくるとニコニコする。うちでは勝手に「かばたん」といっているが、曲名は不明。 *** 里から帰った息子は「たかいたかい」をわすれていた。2日たっておもいだしたので、もち…

Axis

ひとの一生とかけて回る独楽ととく。じょじょにブレが大きくなり、やがてとまる。 *** このごろ万年筆の調子がイマイチ。実家に一緒にもちかえらなかったせいか。やはり毎日書かないとダメらしい。 ペン先を洗わずにカートリッジをかえてみたところ、色は…

バインミー

【腹風船】・・・ぽよんぽよんのおなかで衝撃を吸収する。擬音は「ばいん、ばいん」。→【ゴムゴムの風船】 *** 里からかえった息子は車にのれるようになっていた。ただし車がとまると泣く。 妻曰く「あるとき急に乗るようになった」そうだが、そういうも…

Tramp

浮浪者のこと。→【ホーボー】 *** 反近代的な思想、というほどでもないし、そういうのは過去を美化したノスタルジーにすぎないというのもわかるのだけれど、民謡などを好んで聞いている時点で、ひょっとしたら産業社会に対する違和を表明していることにな…

慈善事業やってんじゃないんだから。

さいきんの息子。番組のおわりになるとかなしくなって泣く。泣くとヨダレがでてダブルパンチ。 *** 中間層は待っていても生まれないので、つくるしかない。ある種の組織で叱られ役をつくるようなものである。というよりは、叱られるのもバッファのひとつ…

斧で止めるとぐらつく

ひとをためせばひとにまろばされる。だから自分をためす。というよりも、自分を知ろうとする。 思考は深化されない。つねに表層をなぞるだけだ。ときどき警句めいたものがでることもあるが、そんなのはたまたまである。書きつづけることによって、己を知ろう…

舞闘独楽

「一度まわり始めたオレを止めるのは至難!!」 ―ギドー(『Hunter × Hunter』第6巻) *** 里からもどった息子はミニカー好きになっていた。しじゅうブーブーいわせている。 ちかごろのミニカーがそうなのか、むかしからそうなのか知らないが、精巧さにお…